TRANSIT65号 世界のパンをめぐる冒険(創世編)

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TRANSIT65号 世界のパンをめぐる冒険(創世編)

  • ISBN:9784065369647

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内容説明

朝食のトースト、昼食のサンドウィッチ、おやつの肉まんに、夕飯の付け合わせのバゲット……。思い返すと、私たちの食卓に当たり前のように登場する「パン」。日本のみならず世界各地で人びとに愛され、胃袋を満たしています。そんな身近な存在であるパンを紐解いてみると、地域ごとに素材や工程、形状や呼称も異なり、その土地の気候風土や歴史を色濃く反映していることに気付きます。その起源は古代メソポタミア・古代エジプトに遡り、地中海やシルクロードをわたり、またヨーロッパの世界進出により世界中に広まっていきました。焼いたり、揚げたり、蒸したり、挟んだり……。パンは各地の文化と結びついて進化し、今もなお発展を遂げているのです。そんな各国で日常的に親しまれているパンのある暮らしを辿り、世界のパンをめぐる冒険へと出かけた1冊です。

目次

【特集企画】
古代から現代へ、エジプトの命をつなぐパン/エジプト
写真=高橋ヨーコ 文=林紗代香(TRANSIT)
シルクロードで交差する丸いパン/ウズベキスタン
写真=後藤武浩 文=山口優希(TRANSIT)
西安のパンを巡る穏やかな時間。湯気の香りに誘われて/中国
写真・文=塩川雄也
畑を耕しパンを焼く、原始の灯火/リトアニア
写真・文=在本彌生
祈り、分け与える パンとワインと修道院/イタリア
写真=市田小百合 文=佐藤礼子
パンをとりまくベルリンの日々/ドイツ
写真=黄瀬麻以 文=河内秀子

文化の数だけパンがある
パンを決定する諸条件
パンの起源…麦栽培の歴史
世界に広がっていったパンの歴史
世界の郷土パンカタログ
みんなのパンと旅の自由研究…モロッコの共同窯とパン文化(岩間ひかる)/中国パン食べ道楽紀行(奥村忍)/リトアニアの黒パン七変化(松田沙織 L.T.shop)/東西南北のインドのパン図鑑(U-zhaan)/中南米パンホッピング(TOLO PAN TOKYO)
信仰とパンのかかわり
日本で世界一周!パンの旅ガイド…ヨーロッパ/中東・アフリカ/アジア/アメリカ
パン好きに聞く!推しパン店ガイド…上村祐翔/田辺智加(ぼる塾)/池田浩明/山本祐布子/甲斐みのり/坂井勇太朗
世界10都市 気になるパン店ガイド…パリ、ニューヨーク、ロンドン、コペンハーゲン、北京、マラケシュ、トビリシ、デリー、イスタンブール、メキシコシティ
美しき発酵世界
発酵は生命の神秘だ!/発酵食品のおこり/発酵朝食日誌/食べない発酵/発酵の実践と哲学(サンダー・エリックス・キャッツ×小倉ヒラク) /発酵とつながる作家たち/世界発酵ムーブメント案内/編集部の発酵実験室

【付録ポスター】パン4種ステッカー

【連載】World View
今日の世界/遠くへ旅するちいさな言葉…クロアチア/未来を拓く市民会議…メキシコ/80億分の1…ベルリン/海の向こうのローカル風土記…イタリア
NIPPONの国立公園 吉野熊野国立公園 写真=丸尾和穂 文=菅原信子(TRANSIT)
光を観る旅へ…星のや富士 写真=大森克己 文=櫻井卓

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

プル

4
あれもこれも!食べてみたい!! あーそうそう、これいいよねぇ…。とか。 食には文化あり。もっと深ぼってもいいくらい。 食いしん坊には、楽しい回でした。2024/09/14

をとめ

0
図書館2025/04/30

tomomi

0
☆☆☆☆2025/02/04

Arick

0
TRANSIT、久しぶりに読んだけれど、本当に好きな雑誌だと思った。 この号はパンをめぐる号。 自分では行くことの無いであろう国のパンと、それにまつわる文化がつづられる。人の目線に立った写真は美しく、より想像を掻き立てられる。しっかりとパンの歴史をつづるページもあり、読み応えのある一冊だった。 気付いたら定期講読を申し込んでいた。2024/11/09

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