ＴＲＡＮＳＩＴ４２号 韓国・北朝鮮 近くて遠い国へ

著者名：ユーフォリアファクトリー

euphoria factory（2018/12発売）

• ISBN：9784065146774

内容説明

隣国であるがゆえに強く影響しあってきた「韓国」。
国交がなく、どこか謎に包まれている「北朝鮮」。
そんな朝鮮半島の2つの国を総力特集！

【現地取材】
・半島の南、見つけた?
韓国の美しいもの（モッ：?）を見つけに、ソウルや釜山などいくつもの町を訪れる。

・ 元気の素を探して
キムチ、ビビンパッ、マッコリ……、韓国人の食の奥深さに触れる旅。


・ ソウルの若者たち
新しいものを次々に生み出してゆくソウルの若者たちのパワー。


・ ハルとミナの夏休み in 済州島
写真家・濱田英明が、2人の息子「ハルとミナ」と済州島へ。


・ルポ 川崎コリアンタウン
ライターの磯部涼が川崎に住む在日コリアンコミュニティを取材。


・平壌にめぐる四季
長年にわたり朝鮮半島を撮影している菱田雄介が、平壌に暮らす人びとの表情と季節の移り変わりを魅せる。


・　北朝鮮革命狂詩曲
北朝鮮を訪れた佐藤健寿が見た、壮大なマスゲーム、動物園などの娯楽施設、街の様子。


【特集企画】
・ 韓国カルチャーのちから
世界中で人気のK-POPをはじめ、韓流ドラマや映画、文学やファッションなど、注目の韓国文化を総まとめ。

・現代韓国を知る手帖
建国から70年で大きな成長を遂げた韓国の現代の姿を、「大統領」「教育」「兵役」など、8つのテーマで斬る。

・ベールの中の北朝鮮
意外とよく知らない北朝鮮のこと。専門家が基礎から解説。

・次長課長・河本準一が教える　予想外にタメになる韓国語講座

・韓国食の処方箋

・朝鮮戦争のあとさき


【付録】
・とじ込み付録　Oh!Boy 特別編集　ソウルガイド
レストラン、観光名所、流行のショップ、おすすめブランドなど。

・　もし旅するなら!?　北朝鮮ハンドブック

【連載】
・ 旅支度 / 大江千里、唐田えりか、コウケンテツ
・ 越境の民 vol.4 カヤン族（ミャンマー）/ 佐藤健寿=写真

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星落秋風五丈原]

北朝鮮が載っているののは珍しい。写真多めなので購入しました。

2018/12/15

[なにょう]

スーパー銭湯で読む。文章はざっと、写真を味わう。一回、北朝鮮に行ってみたいんさなあ。近くまでは行ったことあるけど。中国のど田舎みたいな所なんかなあ(偏見)誌上にて、遊園地のプールで戯れる人々の写真が掲載あり。鎖国状態の小国に過ぎず、小市民は我々と大して変わりなかったりして……(ホントのところはわからん。だけん行ってみたい。)★韓国の政治を祖父と孫が回想する記事とか、十大財閥の実態とか面白かった。

2019/05/12

[チョビ]

私的感情を込めた文章に辟易しなければ、写真は綺麗だし、何も知らないけど、とりあえずかの国に対し、少しも何の感情も持ってなければおすすめ。とりあえずはよくまとまっているが、個人的には、評論でも漫画でも何でもいいので、何か興味があることにちょっと触れてから読むのが正解な気がしている。私は呉善花さんの評論や、「チーズ・イン・ザ・トラップ」、「私は整形美人」を読んでいるので、韓国人の学生風景や韓国人の美人とはモテとはなんじゃらほいに興味を持ちましたね。

2019/03/10

[pochi]

その国の最新事情のまとめや写真が独特で、観光の副材に便利です。割と知っている知識ばかりだったのは、韓国のことを日常的に知っていた証拠なのかな。

2018/12/15

[みりょん]

ソウル偏重気味になりやすい日本での韓国特集が多い中、韓国の地方や北朝鮮まで取り上げたのは良い。しかし、せっかくのチェジュ島特集は本当につまらなかった。私的家族旅行が本当に私的すぎてどうでもいい記事になっていた。河本準一の韓国語講座なんてトランジットがやることではないでしょう。韓国は近い上、行く人も多いし生半可な特集では満足を与えられないと思う。他の国を特集するよりハードルが高いと思う。毎回楽しみにしているトランジットだけに本当に残念。

2019/02/17