TRANSIT44号 地球の未来を探して、砂漠へ

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TRANSIT44号 地球の未来を探して、砂漠へ

  • ISBN:9784065162651

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内容説明

【現地取材】
・砂漠のうえを空中散歩
空の上から捉えた、世界中のあらゆる砂漠の神秘的な光景。

・杏色の砂漠と赤土の少女/ナミビア
写真家・石塚元太良さんが、長年憧れていたナミブ砂漠を撮影。

・サハラに吹く自由の風/モロッコ、チュニジア
“自由の民”とよばれる遊牧民・ベルベル人に会いに、マグレブへ。

・ゴビに生まれ、ゴビで生きる 大砂漠の小さな家/モンゴル
若手写真家・石田真澄さんが、遊牧民のゲルにホームステイ。

・砂漠の踊り子たち/チリ
アタカマ砂漠に伝わる、不思議な仮面や衣装をつけたお祭りの数々。

・砂漠の地下都市の夢/オーストラリア
世界でも珍しい地下都市・クーバーペディに暮らす人びととの交流。

・砂漠の先にある風景/オマーン
首都マスカットから片道1000km、広大な砂地を駆け抜けたロードトリップ。

・未来都市を夢見て/UAE
オイルマネーで発展しつづける国にある、実験都市マスダール・シティを訪れて。


【特集企画】
・世界の砂漠の民
トゥアレグ、ウイグル、ベドウィンなど、個性豊かな世界の砂漠の住人たち。

・極限世界に生きる動植物の知恵
ラクダやヒツジ、サボテンなど、過酷な環境を上手に生きる動植物に学ぶこと。

・もしも世界が砂漠になったなら
水や食べ物はどうするのか、新しいビジネスはできるのか。砂漠生活の謎を多方面から解説。

・古今東西の砂漠都市
古くから交易の中心地や巡礼地とされてきた都市を比較。


【付録】
・綴じ込み付録 さばくのしおり
旅の目的別で世界各地の砂漠を一挙ご紹介。


【連載】
・旅支度 / 柄本時生、高橋侑子、藤原幸一
・越境の民 vol.6 ポコット族(西ポコット/ケニア)/ 佐藤健寿=写真

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋良

10
日本人には未知の領域、砂漠。世界では砂漠化が進みネガティブなイメージもあるけど、自然にできたものは必要だったり砂漠ならではの都市開発ができたりと、正の側面があるのが興味深い。水を得る技術はは日本企業も最先端のものを持っていること、中国の砂漠化には日本も無関係ではないこと(安価なカシミヤセーターのからくり!)などは、こういうことこそ報道して欲しいと思う。それはそれとして、砂漠と言えばのシルクロード。そこに連なる都市はやっぱりテンションが上がる。2019/08/25

ドウ

7
写真がとても綺麗で旅情を誘うので、好きな特集のときに買っている雑誌。アラブ目当てに買ったものの、モンゴルやアフリカ南部などの全く眼中になかった砂漠たちにも、本書の写真やエッセィを眺めているうちに心惹かれるようになった。自然地理学や文学人類学的な側面からの解説もけっこう力が入っており、なかなか勉強になる。2019/07/28

まんたろう

1
旅行好きだけど、旅行には現地の文化をエキゾチックなものとして消費してしまう罪悪感が伴ったりして、だからこそ、そこで人々がどう暮らしているか知りたくなるのです。 全くの別世界に思えてしまう砂漠にも、そこで営みを送る人々がいる。 色んなものを実際に見るためにまた旅に出たいなあと強く思う特集でした。2020/06/30

nitti

0
相変わらず情報量が多く、楽しい一冊。2020/01/15

茅野

0
アラブに行きたい2019/09/08

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