内容説明
将軍家の毒味役を代々務める矢背家の一粒種・鐡太郎が上方から戻ってきた。だが、久しぶりの帰郷には理由があった。時を同じくして「死の病」が江戸を恐怖に陥れる。上方で医学の修行をしていた鐡太郎の知識と技が生きるか。矢背家の家督を継いだ鬼役の卯三郎も病に倒れるなか、蔵人介は蔓延する病の背後に「黒幕」の存在を見出し、日ノ本を混乱に突き落とそうとする陰謀の阻止に動くのだが……。超人気シリーズ、待望の第34弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
120
私は鬼役が好き。影鬼・蔵人介の家族が好きなんだ。一年ぶりの最新刊は第34弾!今回は大坂で蘭方医の修行中の鐵太郎が帰って来た。気になっていたからとても嬉しい。しかも男として成長してるのが好い。はぁ・・また一年待つのだなぁ。2024/05/27
マサオ-
2
鐵太郎の江戸への帰還と家族総出の奮闘。今回は、たいへん読み応えがあった。34巻目まちどおしかったが、おもしろかった。今後どのように展開させていくのだろうか。剣戟シーン若干の素っ気なさがあったように思うが、あったいうまに読み終えると次巻がまちどおしくてしかたがない。 2024/05/24
Masayoshi Arakawa
0
20240328 770 スイスイのスイ2024/05/28