内容説明
曹操の烏丸への北伐が成功し、荊州が南征に怯えるなか、劉備は新たな軍師を求め隆中を訪れる。そこに住むのは諸葛亮孔明――〝臥竜〟と呼ばれ静謐な竹林に独りで暮らす青年に、熱く志を語る劉備。その出会いは、動乱の大地に大きな光を放つ。周瑜が築き上げた水軍を率い、ついに仇敵・黄祖討伐に向かう孫権。そして、曹操は三十万の最大軍勢で荊州と劉備を追いつめていく……。傑作「北方版・三国志」新装版第六巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クレイン
6
最近読むのを止めていたので、読み続けることができるか心配ではあったが、無事に完了した。 登場人物たちも意外と覚えている。諸葛亮が仲間に加わるシーンは熱いものがある。曹操と劉備は対称的に描かれている。どちらがいいか判断は難しい。しかしいずれの陣営も過酷ながら良い環境であると思う。2024/11/02
倉屋敷??
3
諸葛亮がついに動きだしますます面白くなってきた。 長坂での趙雲、張飛、王安それに董香。 そして赤壁の戦いが近付いてきて役者が揃い楽しみです。2024/12/16
yumimama60
3
孔明を軍師に迎えた。孔明は劉備に人間的な魅力があるだけとは思わず、覚悟を決め、天下三分の計に向け動き出す。2024/03/31
難波猛
2
#読書 ◆袁家を滅ぼし中原の覇者となった曹操は南征を決意 ◆僅かな孤軍でも曹操と闘う覚悟をしている劉備は、才能と野望を持て余していた諸葛孔明に志を三度説き、遂に彼を幕下に加える ◆天下二分を目論み曹操を迎え撃つ周瑜との連合に向け、孔明が動き出す ◆果断だが「自分に従うか逆らうか」「役に立つか立たないか」でしか人間を見ない曹操と、茫洋としているが家臣と友情で繋がる劉備、決断は遅いが堅実無比な孫権による三国時代の幕開け2025/08/17
ディーノ
2
三顧の礼はリアリティがあった。いよいよ赤壁の戦い。次巻が楽しみ。2025/04/23
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