内容説明
強大な袁紹(えんしょう)軍を官渡(かんと)の戦いで退けた曹操(そうそう)は、河北(かほく)四州の制圧に乗り出す。軍勢を立て直した袁紹との再戦にも勝利し、曹操は敵の本陣である黎陽(れいよう)を目指す。突然の袁紹の死亡、そしてそれに伴う袁(えん)家の跡目争いが、曹操の追い風となる。暗殺された孫策(そんさく)の遺志を継いだ孫権(そんけん)は、周瑜(しゅうゆ)とともに江夏(こうか)を攻める決意をする。そして劉備(りゅうび)は、放浪の軍師・徐庶(じょしょ)と出会い、曹操軍の精鋭と対峙していく……。熱い漢(おとこ)たちの生き様を描く、傑作「北方版・三国志」新装版第五巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
20
官渡の戦いの敗戦から始まった袁家の崩壊。再起を図る袁紹だったが、病に倒れ、結局回復することなく死を迎える。自分の中では後継者は三男と決めていたが、公にしなかったばかりに始まる兄弟同士の内紛。曹操はただ、黙ってみているだけでよかった。小競り合いはあるものの、大きく情勢が変わるような戦いのない巻だったので、多少退屈。その中で、張飛が結婚。やはり作者は呂布の次に張飛を書きたいと思っているのだな。関羽なんて全然影が薄いもの。相変わらず劉備の良さが微塵もわからんが、彼のもとに人は集まる。曹操は、良い人材を集める。2024/10/27
倉屋敷??
4
袁紹もようやく退場か。そして残る袁家の後始末。 曹操は順調に勢力を拡大していきますね。 孫権はこれからという感じで劉備はまだまだ先は長そう。ついにあの名前も出てきて次も楽しみだ。2024/12/01
せりかぱら
2
この巻は人物が多くて辛い所もありました。 張飛と奥さんの馴れ初め素敵。男勝りの妻を周りがどう見るかなんて気にするな、と劉備。 赤兎にも子が!ついに諸葛亮の名が出てきて、次巻が楽しみ!2024/06/10
勝也成瀬
2
曹操、孫権、劉備、それぞれのパートが交互に出てくるのが読みやすいと思った。孫権の苦悩や張飛の心情は面白い。ラストに出てきた(名前だけ)孔明の次巻以降か楽しみ。2024/03/25
yumimama60
2
また面白い人物が出てきた。 伊籍と徐庶、そして諸葛亮孔明(臥竜)2024/03/24
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