時代小説文庫<br> 三国志 二の巻 参旗の星(新装版)

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時代小説文庫
三国志 二の巻 参旗の星(新装版)

  • ISBN:9784758445832

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内容説明

洛陽から長安に遷都した董卓の暴虐は司徒である王允ですら止められず、その残忍さは日ごとに増していた。董卓誅殺を目論む王允は自らの野望を実現するため、董卓直属の中でも別格の精鋭である呂布軍を動かすべく画策し、呂布の妻・瑶に接近する。一方で黒山の賊と対峙する曹操は、その後に控える百万の青州黄巾軍との戦を視野に入れていたが――。命を賭して乱世に身を投じた英傑たちの生き様を描く「北方版・三国志」新装版第二巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

27
曹操、劉備、孫策と三者の生き様、思想、戦略を北方流に描きつつ、さらにもう一つの陣営として呂布の姿を鮮やかに描く。張飛の描き方といい、著者の呂布への思い入れの強さがよくわかる。 時代ではなく人物を描く独特の語り口が心地よい。2024/08/02

マッピー

19
元になっている『三国志演義』がそもそもフィクションなのだから、それにフィクションを重ねてもいいのだろうけれど、あまりにも呂布のありようが、今まで読んできた『三国志』と違いすぎて戸惑う。多分どんどん呂布を書くことが楽しくなってきちゃったんだろうなあ。逆に、鮑信の死、あっさりすぎ。関羽も影が薄いかなあ。こう設定にいろいろ変更が加えられると、話の展開が全く読めなくなる。本来それほど長く出てくるはずのない呂布が、もう結構長いこと中心人物となっている。全体で13巻なのだから、明らかに出すぎなのだが。 2024/09/18

クレイン

8
毎度思うが出てくる人たちかっこよすぎる。 なぜこんな凛々しいのか。個人的にはとても好きな世界観だ。自分でしっかりと物事を考えるということがいかに大切か気づくことができる。 三國志の世界観にどっぷり浸ってしまった。2024/02/14

EKKO

4
2巻です。 英傑たちが少しずつ頭角を現してくるところ。 登場人物がとにかく多いのですが、曹操の野心、劉備の徳、呂布の戦闘力、孫策の聡明さ、それぞれのカラーが際立っていて混乱せず読み進められています。 呂布は王允が仕掛けたハニートラップにかかったのではなく、愛する妻のために董卓を斬ったという独自のストーリー。妻の瑶はオリジナルキャラなんですね。年上でそう美しくない瑶に母の姿を重ねる呂布にギャップ萌えしたり、ちょっとぞぞっとしたり笑 最後に成玄固と呂布が出会いなにか繋がりが生まれそう。今後の絡みが楽しみです。2025/07/29

倉屋敷??

4
曹操、劉備、孫策、呂布とそれぞれの陣営の思惑と駆け引き!どれも目が離せません。 特に呂布がどう描かれるのか今後も楽しみ。2024/10/07

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