時代小説文庫<br> 三国志 十二の巻 霹靂の星(新装版)

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時代小説文庫
三国志 十二の巻 霹靂の星(新装版)

  • 著者名:北方謙三【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 角川春樹事務所(2024/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758446716

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内容説明

英雄・劉備死す。主君の死に打ちひしがれながらも遺志を受け継いだ諸葛亮孔明は、疲弊した蜀の国力を一年で回復させた。一方、大軍を率いたものの呉に大敗した魏帝・曹丕は、周囲の反対を押し切り、再び広陵への親征を強行する。だが度重なる敗戦は彼の身体をも蝕んでいく。魏の侵攻をことごとく退け、さらなる飛躍の機を伺う陸遜。そして孔明の乾坤一擲の北伐策に、趙雲は自らの武勇を賭ける……。傑作「北方版・三国志」新装版、慟哭の第十二巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

20
本文よりも、カバー裏のあらすじの方がよほど熱い。『出師の表』も、読み上げたシーンはあるものの、そして聞いていた人たちが感動で涙を流したシーンもあるけれど、肝心の孔明が想いをこめたその文章が一行たりとも出てこない。司馬懿は特に野心家なわけではなく、副官に三国の上に立てと徐々に洗脳されていくみたいだし、孫権は…本当に存在感がない。そして再び孔明よ。馬謖には、考えるべき方向性くらいは示唆すべきであったと思う。やはり孔明は軍師ではない。2025/01/26

勝也成瀬

3
いろんな人が亡くなっていく巻という印象。馬謖はまあ仕方ないな。趙雲の退場はやはり寂しくなるなと思った。次が最終巻。どうやって終わるのか楽しみ。2025/01/21

難波猛

2
#読書 ◆夷陵での大敗と劉備の死で疲弊した蜀を、内政と南征により回復させた諸葛亮は魏への北伐を決行する ◆諸葛亮が息子のように愛し将来を嘱望していた馬謖は、迫りくる大軍の重圧に負けて愚策を選び、乾坤一擲の北伐作戦は瓦解する ◆そして、諸葛亮と共に劉備の夢を背負っていた趙雲も遂に世を去る ◆英雄達が続々と舞台を降り、いよいよ諸葛亮と魏の表舞台に出た司馬懿が、国家の存亡をかけ正面から対峙する2025/10/13

倉屋敷??

2
蜀はほんとにあと一歩という所で毎回つまずく。 街亭の戦いでも馬謖という人選だけ。 まぁここに至るまでが中々良かったけども。 そして呉というか孫権…影が薄すぎる。2025/10/02

ディーノ

2
いよいよ終盤。特に馬謖が山上に布陣に至るまでの心理描写は卓越だと思った。孫権は天下を目指す陸遜には不満の上司だが、民衆は孫権のような専守防衛の君主を歓迎すると思う。2025/05/05

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