フラジャイル（２４）

著者名：恵三朗【著】/草水敏【原作】

講談社（2023/01発売）

• ISBN：9784065302682

内容説明

天才研究者が創った新薬・JS1。治験フェーズ3でも、この革命的な薬は圧倒的な結果を示す。治験で使用できなかった患者のために、宮崎がアミノ製薬との交渉へ臨む！アミノ製薬のJS1担当は、火箱と間瀬…！「ＪＳ１治験フェーズ３編」クライマックスへ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネギっ子gen]

患者のため、宮崎はアミノ製薬との高いハードルに臨むも、火箱さんのガードは強固で撃沈。にしても彼女は成長した。今巻では「やっぱり、私に出来ることなんて何もないのか」と落ち込むも、「どうしますか、岸先生なら」と心の中の先生に問い掛け、「人間が作った問題なら、解決できる。火箱さんだけじゃないじゃん。アミノであてにできる人、間瀬さん」と。「無理ですよ、あんな恐ろしい人、私なんて」にも、「僕もかなり厄介な奴だが、君はうまくやっているだろ」と一人問答。で、最後に「君ならできるだろ」。おー、自己肯定力超アップだが……⇒

2023/06/10

[Nyah]

新薬・JS1の治験フェーズ3。比較試験で外れた患者に再度薬を使えるように宮崎が走る。六川師長と宮崎。次巻はアミノ製薬との話。

2023/01/25

[wata]

自分が当事者になったらと考えたら、本当に効くのか？効いても副作用に耐えられるのか？という心配はあるけど、自分の寿命に選択肢があるなら自分で選びたい😢

2023/04/28

[くたくた]

JS1治験。創薬の世界と厳しい癌治療の現場の葛藤。極寒の厳しさだけど、ガンガンに熱い。いや、久しぶりにボロボロ泣けた。しかし次巻予告に「まだ山があるのか？！」と。

[たまきら]

闘病仲間がひかされたくじは、結果が出ましたーその残酷さには心が折れそうになりました。全てのカードを利用して、目の前の人を救うーがむしゃらな宮崎先生、そして師長さんー泣かされてしまいました。母の闘病生活を見て育った自分には、読んでいてとても苦しかった…。

2025/12/13