扶桑社BOOKS新書<br> 港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~

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扶桑社BOOKS新書
港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~

  • 著者名:清水草一
  • 価格 ¥470(本体¥428)
  • 扶桑社(2018/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594055905

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内容説明

軽がモテる高知のキャバクラ、芦屋の超高級住宅地、六麓荘、大型クルーザーオーナー、苗場の20万円別荘、アメックスのブラックカード所有者、大泉町のブラジル人労働者etc.さまざまなデータと入念な現地取材から、1億総中流意識が崩れ、格差社会になった現代日本の現実を探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しあん

17
車の本なのかな、と思っていたらテーマ別に上と下とを対比した内容でした。ベンツ、豪邸、クルーザー&スーパーカー、別荘、クレジットカード、外国人、風俗、生活保護。ベンツについての章では、ベンツやポルシェを生活の足に使う富裕層と、軽自動車が半数を占める高知県との対比。高知県のキャバ嬢がベンツより断然軽自動車に乗る人を好むという調査内容は本当なのでしょうか…信じられません。親しみやすさを演出する為にあえて言ってるんじゃないの?と思っちゃいました。2018/08/19

犬こ

17
他感想にもあるようにデータで語るというより、著者独自のインタビューに依る内容を書いている印象。芦屋の住人はずば抜けて生活レベルが高く、湊かなえの『夜光観覧車』みたいな世界は本当にあるんだな。2017/09/04

足立佑介

9
「はじめに」にある通り、本書は「日本の格差」を取り上げた“面白格差ネタ本”。 最新の社会学の研究データに基づいて、、とかいう硬派な書籍ではない。 確かに、港区や芦屋のとんでもない富裕層を見ると、格差を感じることはある。 本書は、そういう「格差」が特に悪いとか主張したいのでなく、ただ面白格差ネタとして楽しんでみましょうよ、というテイスト。週刊雑誌のエッセイやコラムに近い形。肩肘張らずに読むことができるだろう。2021/05/20

ちくわん

5
作者はモータージャーナリスト。「格差」をお題にしたエッセイという風。データでは、あまり語っていない。「はじめに」にあるとおり「面白格差ネタ本」であることを了解して読まなければいけない。個人的に「書きっぷり」は好きなタイプだ。 2018/12/18

ナユタ

3
格差と言っても世界が違う。車すら維持できない若者にとってみれば、カローラもベンツも同じ土俵、それも自分が上がることができない場所にあるものに見えるわけで。 スポーツカーとクルーザーはなおさらだ。遠い世界の格差を、覗き見しているような、面白い本だった。 2011/06/10

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