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内容説明
壮望会第一総合病院緩和ケア科。若手医師・朝加飛生は、元落語家の患者・岩城の担当医になる。妻・とも子に噺家としての姿を見せるため、かつて逃げ出した高座にもう一度上がる岩城。岩城を見つめるのは妻と師匠、岩城の伴走者は朝加。連載時から話題を呼んだ「死ぬまで生かす訓練編」決着!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nyah
41
壮望会第一総合病院緩和ケア科。若手の朝加医師は、元落語家の患者岩城の担当医となり、妻に噺家としての姿を見せるため、朝加が用意した高座に上がる岩城。観客に妻と師匠。高座に上がる事で、明確な構音になって‥。/宮崎先生、将来を考え始めて/岸先生が暴走モードに入りそうな2024/02/23
たまきら
30
このマンガの展開を見ながら(支えてくれる人がいると短い蝋燭のような人生にも救いがあるなあ)としんみり。何を語るのかと思ったら芝浜、そりゃ前座はやれないネタだわねえ。あ、死神もか。落語「死神」には、どん底に落とされるような圓生師匠バージョンと、あっかるい金馬師匠バージョンがあるのよね~。人生は悲劇だけど喜劇。どうせ死ぬなら笑っていきたいもんです。素晴らしいエピソードでした。そして病理の学校編、スタートです。宮崎先生、「自分の立ち位置」、見えてきたね。2025/12/15
くたくた
26
あれ・・・っ?もしかしてフラジャイルって、宮崎先生が自立したら完・・・・?そういや、宮崎先生が入門するところから始まったんだもんな?
空のかなた
14
見どころの密度が高すぎる。落語編のラストの描き方や、「病理の学校編」での宮崎先生の成長と巣立ちの予感。特に岸先生に宮崎先生がおだがわ病理診断クリニックとの掛け持ちを打ち明ける下りの、岸先生の一言の呟きがグッとくる。一番好きなのはよろず相談、と銘打っているおだがわ先生の若き頃の逸話。病理検査と言われ専門資格も医師免許も不要だった時代から、病理診断の礎を目指して行動し続けた小田川先生。病気を理解して、どう生きるかを考えるための手助けを担うという志が周りを動かしていく。2024/06/22
Yappy!
10
変人がなんか少し変な巻。これだけ続いても重すぎず軽すぎずちゃんと進んでくところは作者の力量かしら。 病理医も少しずつ立場を確立させてきたんだと、白い巨塔の時代は立場弱かったんだろうなぁ・・・。2024/03/02
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