内容説明
古来、自然は信仰の場、「聖地」となり、今では地域にとっては大切な観光資源となっています。「行」や「儀礼」、山岳信仰やアマビエといった切り口で、比叡山延暦寺や出羽三山、富士山などの聖地とこれからの観光の在り方を考えます。
目次
●聖地 ―にぎわいの深奥に在るもの 藤田庄市 フォトジャーナリスト
・比叡山延暦寺 十二年籠山行
・東大寺二月堂 修二会
・羽黒修験 秋峰
・伊勢神宮 日別朝夕大御饌祭
●インタビュー 観光資源としての聖地 鈴木正崇 慶應義塾大学名誉教授
●なぜアマビエの聖地は存在しないのか ―疫病と令和の御代の流行神(はやりがみ)
岡本亮輔 北海道大学大学院准教授
●変容を続ける富士山信仰「富士講今昔物語」 古田尚也 大正大学社会共生学部・地域構想研究所教授
●絵葉書に見る聖地と観光 -菱田コレクションより―
・PART1 聖地と周辺の観光地化 ―宗吾霊堂とエリアの形成 島立理子 千葉県立中央博物館企画調整課長
・PART2 時代と共に変わりゆく屋久島の聖地 柴崎茂光 東京大学農学部林政学研究室准教授
・COLLECTION 千葉県立中央博物館所蔵の菱田コレクションなど 島立理子
このほか、
養老孟司、北川正恭、島薗進、森まゆみ、河合雅司、二宮清純、吉村喜彦、森枝卓士などの豪華連載も連載
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