内容説明
大正大学地域構想研究所が編集、大正大学出版会が発行する地域創生のための総合情報誌。
特集は「地域とエネルギー」。
電力がなければ日常生活が機能停止してしまう現代社会で、私たちが目指すべきエネルギーの在り方はどのようなものなのでしょうか?
近代日本のエネルギーの歴史を振り返りながら、地域課題の解決に取り組む国や自治体、民間企業などを取材しました。
PART 1 近代日本のエネルギー史を学ぶ「常磐ロッコクツアー」
福島県いわき市在住の地域活動家 小松理虔さんのガイドによる、近代日本のエネルギーの歴史を振り返る旅。
PART 2 再生可能エネルギーから始める地域づくり
フォトジャーナリストの森枝卓士さんが、地域課題の解決に取り組む国や自治体、民間企業などを取材しました。
地域循環共生圏構想、ゼロカーボンシティ、風力発電、ソーラーシェアリング、「みんな電気」、エネルギーの地産地消など。
巻頭インタビューは、足利大学理事長、日本風力エネルギー学会 創設者の牛山泉さん。
養老孟司、清成忠男、島薗進、森まゆみ、二宮清純、森枝卓士、河合雅司などの豪華連載も掲載。
目次
巻頭言 養老孟司
巻頭インタビュー 牛山泉(足利大学 理事長)
特集 地域とエネルギー
PART 1 近代日本のエネルギー史を学ぶ「常磐ロッコクツアー」
小松理虔(地域活動家)
PART 2 再生可能エネルギーから始める地域づくり
中井徳太郎(環境省 総合環境政策統括官)インタビュー
クリーンエネルギーを町に供給するため東北地域と連携を結ぶ(横浜市)
立地を生かした風力発電が町の財源確保となり地域産業の一つになる(横浜町)
農業を支える新エネルギーソーラーシェアリング(匝瑳市)
三宅成也(みんな電力株式会社 専務取締役事業本部長)インタビュー
電力の地産地消が地域のエネルギー基盤を強くする(睦沢町)
民間と行政が一丸となり再エネに舵を切る(小田原市)
老舗企業が取り組む再エネへの挑戦(鈴廣かまぼこ) ほか