一橋ビジネスレビュー 2021年SUM.69巻1号―グローバル経営の再構築

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一橋ビジネスレビュー 2021年SUM.69巻1号―グローバル経営の再構築

  • ISBN:9784492820933

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内容説明

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現在、日本経済は世界経済とのつなげ方を問われている。日本国内では労働力不足が深刻で、外国人人材との融合は1つのカギである。また、2003年の観光立国宣言以降、日本政府は観光政策を次々と打ち出し、新型コロナウイルス感染拡大までは日本経済を牽引する1つの産業になるはずであった。一方、これまで大きく拡大してきたグローバル化の流れは、重要な転換期に入っている。従来の貿易規制のレベルを超えて、各国・各地域の保護主義が鮮明になり、モノ・カネ・ヒト・情報の移動に制限がかけられている。主要国で台頭した大衆迎合政権の内向的姿勢に、コロナ禍が拍車をかけたことは言うまでもない。本特集では、こうした現状をさまざまな観点から見つめ直し、これからのグローバル経営の再構築について議論する。主な執筆者:浅川和宏、山尾佐智子(慶應義塾大学)、ハリー・コリーン(ロンドン・ビジネススクール)、柴田友厚(学習院大学)、金煕珍(東北大学)、板垣博(武蔵大学)、関口倫紀(京都大学)、石田修(九州大学)、ハン・H・スプリング(京都大学)、イ・ヒジン(延世大学校)。経営者インタビューは、張成煥(Baidu Japan代表取締役社長)、岡田陽介(ABEJA代表取締役CEO)、ビジネスケースは、Spiberとアクセルスペース。

目次

[特集]グローバル経営の再構築:
これからの日本経済と世界経済のつなげ方
グローバルでオープンなR&D戦略への変革(浅川和宏/ハリー・コリーン)
グローバルな製品開発戦略の進化(柴田友厚)
日本企業の海外子会社における言語選択(金熙珍/板垣博/関口倫紀)
グローバル人材とそのマネジメント(山尾佐智子)
生産システムのグローバリゼーション(石田修)
自社のサービス部門に「3次効果」への備えはあるか(ハン・H・スプリング)
米中対立と技術標準の地政学(イ・ヒジン)
[マネジメント・フォーラム]
日本のスタートアップや中小企業を支援し、海外で成功させるモデルをつくる
張 成煥(Baidu Japan代表取締役社長)
[産業変革の起業家たち]
AIでリアル産業の現場を革新する
岡田陽介(ABEJA代表取締役CEO)
[ビジネス・ケース]
Spiber:構造タンパク質素材で世界を変える
アクセルスペース:衛星データプラットフォーム事業への挑戦
[連載]
イノベーションマネジメントの定石(吉岡[小林]徹)
今、なぜポジショニングを問うのか(結城祥)

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