内容説明
妖魔の地でも、人は恋する、愛は輝く。秋せつらが出会った“恋煩い”の人々とは……。「夫が15年前に死に別れた元恋人を捜したい」人捜し屋(マン・サーチャー)・秋せつらは奇妙な依頼を受けた。依頼者は夫から突然離婚を切り出された女。夫は「元恋人が別の女性となって再生するので別れる」というのだ。せつらは“甦(よみがえ)り”の研究者に協力を依頼するが、一方で自らが営むせんべい屋のバイト娘が突然失踪。行方を追ううち、二つの事件は絡まりあうが……(「転生譜」)。〈魔界都市〉が奏でる悲しくも妖しい恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
走馬燈
1
相変わらず秋せつらのマイペースぶりは健在。そして人でなしぶりも。ただ、本人が意識してないので憎めない。そして今回は悲しい恋心が胸を打つ中、せつらのあまり見られない人間らしさが時折垣間見える。 残念ながらせつらを苦戦させる強敵が登場しないため、「私」の出番は少ない。ピンポイントで白い医師には笑わせられる。 2013/11/05
みゃ
0
「私」に会いたい!2013/08/30
ぽぽりん
0
この作者さんにしては濡れ場ほとんどなくて読みやすいです。ん~、けっこうスプラッターかもしれないけど(^_^;)まあ、あんまりリアルに想像しなければOKかな?私はあまりドラマ化って興味ないんだけど、この作品だけは切望してる。スプラッターはなくていいけど。主役が本文通りの場合に限り、何を置いても必ず見る!!絶対無理だと思うけどね~。CGなら可能?2013/08/15