内容説明
<魔界都市新宿>の歌舞伎町で女マッサージ師が急死した。死因は肺癌。だが死の直前まで異常は見られなかった。癌が急増殖するなどあり得るのか!? 直後、この事件を追う記者が<新宿>一の人捜し屋(マン・サーチャー)・秋せつらに犯人探しを依頼。やがて浮かび上がる、狂医師(マッド・ドクター)と裏の組織。はたして彼らの目的は?(「ハイエナの夜」)。 異形(いぎょう)と外道(げどう)はびこる街に、せつらの妖糸が舞う! 妖美と抒情、超伝奇の最高峰!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏野
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家族ネタで、昭和の香り漂う「泣ける話」が3本。その後、最終話でいきなりせつらの「同級生」が出て来てびっくりしたが、これは『青春鬼』の前振り的な話なのか…。なんかもう、シリーズ作品の数多過ぎ、外伝やスピンオフも増え過ぎで、どこで何がどう繋がっているのやらさっぱり。それにしても末弥純画のせつらはやはり美しい。いろんな人が《魔界都市》を描いているが、せつらはやはりこの人の絵でないとしっくり来ないな。2012/11/09
いわし
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人情話が印象的な巻だったと思う。例によって出番はあんまりないのに無駄にいじられる夜香…2011/12/27