内容説明
〈新宿〉を改造、支配せよ。巨大企業体の魔手が迫る!
妖物由来の難病特効薬など、300兆円超とも試算される〈新宿〉の利権。その独占を狙う〈区外〉巨大企業体「四星グループ」の野望を〈区〉に密告すべく、真城太一は「〈新宿〉開発計画」のデータを持ち出した。暴力団や骨格装甲をまとう“戦争屋”らに襲われるが、なぜか“妖術射撃”を操る男Bマンや、美貌のボディガード水咲ミチルが現われる。そんな中、なんと〈区長〉の梶原が計画を受諾。太一の兄の依頼を受けた人捜し屋秋せつらが怒りを滾らせた時、「四星」首脳が〈区〉に入り、計画の恐るべき真の目的が浮上した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
16
今回、せつらの相手となるのは〈新宿〉を改造し支配せんとする区外の大企業。しかし所詮は区外の企業。なので魔界都市の相手になるはずもありません。しかしながらせつらが苦戦したりメフィストも裏をかかれたりするような場面が微妙な印象を与えてくれます。「私」が登場し、ぞくぞくさせてくれるような部分もありますが、せつらが“新宿”そのものであるという美しくも恐ろしい様子が見たかったところです。2016/09/26
おやぶん
4
今回魔界都市新宿を狙うのは国際的な巨大コングロマリット。 経済的に新宿を支配して巨額の利益を享受しようとしている。 秋せつらや新宿の住民は一体どのような対応をするのか。 人探し屋である秋せつらは今回もひょうひょうとした対応をしながらも 大企業がやとった暗殺者達からターゲットを守っていく。 ただ強敵というほどキャラのたった的が出てくると言う感じではなかったので戦いを中心と言う感じではなかったかな。 2016/11/16
とし
2
今回の敵は<新宿>を狙う日本最大のコングロマリットってことだが、う~ん。なんとなく盛り上がらず。せつら強すぎて、強敵と呼べるような敵が出てこないからかな~。ラストもなんだか消化不良。2016/12/11
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
0
もうなんでもありでした。シリーズ楽しみに読んでます。魔界都市の住人はどのキャラクターも、だんだん愛着が湧いてくるのが不思議ですよね。あっさり首が落ちたりもしますがw2019/10/31