内容説明
「私を捜さないで」人捜し屋(マン・サーチャー)・秋せつらの許を訪れた謎の女・森下春奈はそう言い残して去った。
彼女は、実現する未来を視る能力者“幻視人”で、世界か〈魔界都市“新宿”〉か、どちらかの破滅しかない未来を視ていた。
直後、大預言者の息子ベン・ケイシーが訪れ、春奈こそが世界を滅ぼす者だとして捜索を依頼、せつらは受諾する。
春奈は何者なのか? 追跡を開始したせつらの前に、それぞれの思惑で立ちはだかる米軍や“幻”の刺客たち。
死闘が続く中、ついに幻視した未来が現実を侵食し始め、究極の二択のカウントダウンが始まった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
16
幻視したものが現実に。世界の破滅か〈新宿〉の破滅か。現実と幻の世界、途中でどちらがどうなのかとこんがらがります。途中で出てきた〝私”の意味がよく分からなかったけど、そもそもよく分からない事が多いシリーズだと納得させつつ読みました(笑)。とにもかくにも間ぼり幻視したものや敵の正体も分からず、なんだかよく分からないまま終わった印象です。という訳で感想もよく分からないものってことで(笑)。2019/01/12
ma-no
1
菊地先生の数本ある伝家の宝刀の一本、夢と現実の区別がなくなるやつです2019/02/12
ひろぺん
1
幻と現実、入り混じって、頭の中がぐるんぐるんしてくる。だんだん、スケールが大きくなる。さて、黒白両氏がどう対処するのか、わくわくしながら読んだ。2018/12/25
merein
0
魔界都市ブルースはすべて読んだけど作者息切れ。