内容説明
秋せつらの許に身長3メートルの巨人が来訪した。彼の尋ね人は婚約者で、彼女の特徴は「彼と同じ身長、黒髪、不死身」。せつらは捜索を開始するが、フランケンシュタイン博士の末裔と称するF男爵が行く手を阻む。〈魔界都市〉に突如出現したF男爵の真の目的とは?男爵の放つ《死人》の刺客が次々とせつらに迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フェン
1
魔界都市ブルース、および菊池秀行作品初挑戦。シリーズはこれの前にいくつもあるが、たまたまブックオフで上下揃っていたので、多少のおいてけぼりは覚悟して購入した。ただ実際読むと、この独特の文体に慣れるのに時間がかかった印象。最初は読みづらくて遅々として進まなかったが、これはクセになりそう。大筋を辿るには余計なエピソードも挟むが、〈新宿〉の空気を味わうという意味ではありなのかも。2013/10/16
黒蜜
0
面白かったです。前作が吸血鬼で今度はフランケンシュタインのモンスターがモチーフ。でもタイトルが好きでした。2015/02/04