内容説明
復讐鬼と化した孤高の女。秋せつらは敵となるのか、それとも… 夕暮れの<魔界都市>に流れる物哀しいギターの調べとともに、その女はやって来た。妖術射撃を駆使する二丁拳銃の女・ベル。目的は夫と子供を惨殺した暴力組織の殲滅。だが敵は、同じく妖術射撃を操る名手を雇い迎撃態勢を整えていた。しかも、ベルの行方捜索を依頼されたのは美貌の人捜し屋(マン・サーチャー)秋せつら。果たしてベルの悲願は叶うのか?(「ギターを持った渡り蝶」)。 哀切と叙情に満ちた超人気シリーズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽぽりん
2
絶対に実写版できないだろうな〜と思うのがこのシリーズ。てかしたらブーイングの嵐でしょ。誰がせつらやるのよ?メフィストも。見ただけで恍惚となる男なんていないよなぁ。いたら撮影自体できないもんねw2011/07/29
おやぶん
1
魔界都市シリーズは好きで昔から呼んでます。 秋せつら、ドクターメフィスト、凍らせ屋屍と 魅力的なキャラクターがたくさん登場する。 今回も短編集なんやけどいつものキャラクターが活躍して 安心して読むことができました。 メフィストが出てこなかったのがちょっと残念かな。 今度は短編じゃなくって長編を読みたいなと思いますな。 2012/03/04
織田秋葉
1
平成16年出版のノベルス版の文庫版。 菊地さん…(泣)。もう少し頑張ってください。 個人的には菊地さんの短編はたまに「おお」っていう作品ある気がするのですが、今回は見事にハズレ…。唯一嫌いじゃないのは「ギターを持った渡り蝶」くらいでしょうか。ラストは悲しいですが、この物語にはよくあってると思います。 主なキャラクタは勢揃い(夜香がでてないかな)だけれど、あまりにキャラクタ小説になっちゃうのもそれはそれでさびしい。 唯一うれしいのは、末弥さんのイラストがみられることでしょうか…。2011/07/25