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内容説明
あの歴史教科書の山川出版社が編集協力!!
歴史教科書で有名な山川出版社の編集協力を得て誕生した「学習まんが世界の歴史」です。山川出版社の世界史教科書の著作者に監修者になっていただき、教科書の流れを意識したつくりにすることに成功しました。受験や学校での日々の勉強にも十分役に立つ内容になっています。
ただ内容は高校生レベルでも、小学校高学年であれば理解できるようにまんがは構成されています。ひいては、「併読すれば教科書や参考書がわかりやすく・おもしろくなるシリーズ」ということもできるでしょう。
第17巻では、第2次世界大戦後の超大国であるソ連とアメリカが対立した時代を中心に扱っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
12
小学生~高校生をメインターゲットにしているとある。説明的なセリフで埋め尽くされるようなことはなく、物語として自然に読むことができるようになっている点は良い。一方で「善人顔」と「悪人顔」が露骨に描き分けられている点が微妙▼ブッシュ(父)とゴルバチョフが極度に善人顔。東ドイツのホネカーと中国「四人組」の江青が極度に悪人顔。江青は顔だけでなく、セリフ・行動も完全に悪役。ストーリー性を高めるというプラス効果も感じられるので全否定はしないが。2022/02/26
niko-08
11
最終巻。最後の方…ベルリンの壁の崩壊などは子供の時にテレビで観ました(;^_^Aそれもすでに歴史の一部となっているのだなぁ。2019/07/08
らっそ
8
1989年、MBSテレビ夜8時55分のニュースで、チャウシェスク夫妻が宮廷で処刑された直後の映像が一瞬流れたのを、今も覚えています。「社会主義って平等じゃないの?」とか「偉い人でもこんな簡単に殺されるの?」ってバカながらに考えました。2021年になって、自分が中学3年生のときに起こった出来事も「歴史まんが」でお勉強する範囲に入ったことに、軽くないショックを覚えました。2021/01/14
やま
7
世界史を学んだことがなかったので、マンガで概観できてよかったです。子供の頃、21世紀は輝かしい未来が待っていると思っていましたが、歴史は繰り返すというか、人間、根本でかわっていないのはさみしい限りです。2020/07/04
ビシャカナ
1
ソ連を軸に冷戦期を辿る。共産主義の台頭はスターリンによる鉄のカーテンから始まり、スターリン死せども弾圧と警察国家が引き継がれ、キューバや東ドイツにも亡霊のように広がる。一方で中国で大躍進政策と文革で毛沢東は邪魔者を消し独裁体制を強める。それもゴルバチョフや鄧小平の代になって民主化も進み、冷戦は終わる。そして超大国の消滅でイスラム主義の台頭や地域戦争の頻発など現代の問題につながる。2023/10/11