思考のフロンティア第II期<br> 資本

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思考のフロンティア第II期
資本

  • 著者名:崎山政毅
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 岩波書店(2018/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000270083

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内容説明

グローバルな資本制の勝利は,我々に何をもたらしたのか.社会主義体制の崩壊とともに失効したかに見えるマルクスの思考がもつ可能性―その理論的鉱脈をアクチュアルな問題群に連結し,現代資本制批判のための新たな領野に解き放つ.『資本論』価値形態論の読解を通して,資本の支配に対抗する,変革のための条件を探る.

目次

目  次
   はじめに

 Ⅰ 『資本論』の世界に読み入る

 第 1 章 読み入るための準備

 第 2 章 「簡単な価値形態」の解読

 第 3 章 物神性と物象化

 第 4 章 貨幣生成のメカニズム

 第 5 章 『資本論』の「適用領域」

 Ⅱ 資本の〈現在〉

 第 1 章 労働する身体

 第 2 章 〈周辺〉の継続的再生産

 第 3 章 サイバー支配

 おわりに

 Ⅲ 基本文献案内
   あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

zk

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価値形態論を商品同士の「反射」「反照関係」として整理する第一部は読み難いが示唆に富む(そもそも価値形態論に内在する難しさなので仕方ない、原典と他の解説書参照してるがやはり読み難かった)、第二部は「資本の現在」と題され、家父長制・人種主義と資本制の絡み合いを論述しつつ、情報通信が資本制にもたらす変容まで視座に含めている。2024/10/23

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