内容説明
20世紀は難民の世紀であった.そもそも難民とはどのような存在であるのか,どのように発生してきたのか.難民というものを外部にいるのではなく,必然的に私たちの内側に抱え込まれている存在と考えるとき,国民国家の境界線を乗りこえてやってくる者たちに対し友愛や歓待は可能だろうか.グローバル化のなかで考察する.
目次
目 次
はじめに(市野川容孝)
Ⅰ 現代の人間の形象としての「難民」小森陽一
第 1 章 「難民」と国家の「主権」
第 2 章 「主権国家」から「国民国家」へ
第 3 章 ベンハビブの「権利」の概念
Ⅱ 難民とは何か市野川容孝
第 1 章 難民条約と難民
第 2 章 避難,流難,耐難──パレスチナ問題によせて──
第 3 章 日本人と難民
あとがき(小森陽一)



