内容説明
謎の『穴』で日本とつながるファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』と敵対するババイラム王国で天変地異が続発! 加納慎一は、バハイラムの最高機密〈竜の巣〉に潜入し、そこで奇怪な少女・テレジア・ビグロウと出会う。テレジアは実は、ここが遥か遠い未来の軍事基地であり、しかも、基地の主動力源が暴走かけていると言う。爆発すれば、バハイラムとエルダントは消滅する。それを救える唯一の人物が慎一と告げるのだった!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
16
燃えなのか萌えなのか、SFなのかファンタジーなのか、タイムトラベルなのか異世界なのか、シリアスなのかお馬鹿なのか・・・ 色々とよくわからない2016/12/02
まるぼろ
15
さてバハイラム軍の「墓守隊」が良く解らないまま弄ってしまったが為に暴走した竜の巣の反応炉をどうにかしようとする今巻ですが、そちらは割りとあっさり…と言う訳でも無いですが上手く収まって何より。ですが、異世界の真相とかタイムパラドックス的な事とかよりもっと現実的な問題としてアミュテックにピンチが訪れて、慎一達がどう決断するのかが気になります。ラブコメ面でも余り進展が見られませんでしたが、そこら辺もどうなるのか、次で最終巻…になるのかも未定という事ですが何はともあれ次巻も楽しみです。2016/12/22
わたー
12
感想埋め。バハイラムの竜の巣で明らかになった世界の真実、そして、反応炉の暴走が迫る…というシリアス展開なはずなのに、シンイチの他作品をパロった必殺技のせいで、コメディにしか見えないという罠。シリーズ完結も見えてきたので続きも楽しみ。2016/12/06
ろきやん
10
読了。ファンタジーだと思ったら、SFだったことがわかった前巻からの続き。SF装置のせいで世界崩壊の危機だー、主人公しかこの世界を救えるやつはいないというぶっちゃけありがち展開をわざとやっている。みんなこういうの嫌いじゃないからね。で、世界はどうなったかといえば、なんだかオタクの力?というか、勢いで救ってました笑。あんな感じで夢想してた技が出せるなら、あのノリになっちゃうのは仕方がない。その場面の挿絵には笑わせてもらった。さて、本シリーズもあとわずか。やっぱり最後は〇〇フラグが立ってしまったか。2017/01/04
眼鏡のおっさん
10
2016年最後に読むラノベとして積読山から抜き出して来たのですが……あまり面白くはなかったです。上下巻にしたせいなのかどうなのか、緊迫感も盛り上がりもなく、予想の直線上をそのまま話が流れて行ってしまいました。あと1、2巻で風呂敷を畳むための爆弾が的場さんから投げ込まれましたけど、これは前巻からわかっていたことですし……。まあ、これを受けて、慎一がどうするのかを、続刊を楽しみにしておきます。2016/12/30