内容説明
日本とつながってしまったファンタジー世界『神聖エルダント帝国』。そこのオタク文化交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一。彼が父親の異変で緊急帰国。エルダントは護衛としてミュセルとエルビアを派遣。さらにお忍びで皇帝・ペトラルカまでついてきてしまう。この一行を米、露、中が急襲。美埜里はロシアの手に落ちた。さらに謎の部隊に囲まれる慎一の家。慎一達は、美埜里を奪還して、エルダントへ戻れるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
36
父の容体を心配し一時日本に帰宅した慎一と護衛として来日したミュセル達。しかし日本が保有する極秘機密を知り得る人物として外国の工作員に狙われる羽目に。謎の部隊に囲まれた家の襲撃をかわし、ロシア工作員に攫われた美埜里を奪還し無事エルダントに戻れるのか…?日本帰郷編,後編。米中露の工作部隊が慎一達を襲う中、無事エルダントに辿り着けるのかというまぁどんでん返しもなく予想通りの展開でそのまま終わったけど、とりあえず妹ちゃん紫月のツンデレ具合が最強に可愛かったなw王道,故に素晴らしかったw家に侵入してくる工作員の→2014/05/30
まるぼろ
31
前巻から続く一時帰国編の下巻です。内容的には大きく2つに分けて内調の有賀さんの助けを得て美埜里さんの救出に向かうパートと在日米軍からの攻撃に晒されつつもエルダンド帝国に帰還するパートがメインです。前巻でも思いましたがやはり紫月は可愛いな…とw 自分に妹が居ないからなんでしょうが、やはりああいう妹が欲しかったなぁ等と思ってしまいます…w それはそれとしてなるべく異世界の存在をひた隠しにしたい日本政府に対して主にアメリカが平気で街中でドンパチしてる辺りこの先の展開にどう繋がるのか、次巻以降も楽しみです。2014/07/08
アウル
25
薄いな。プー●ンネタに笑わせてもらったり妹のツンデレぷりは良かったが、内容的にはB級アクション映画のノリが強く、各国の情勢がメインなのでオタクネタが生かしにくく面白味に欠けるかな。あとがきの後のイラストが良かった。2014/06/03
まりも
25
怒涛のプー●ンラッシュから始まる第10巻。この帰国編は全体を通してご都合主義が強い展開で面白みには欠けるかな。各国の権謀を全面に出しすぎてるせいでオタク文化ネタが弱いのは残念。ヒロイン勢の出番も少なかったりと色々と薄いかなぁ。まぁ紫月が榊作品としては珍しいツン妹ですごく可愛かったのでいいんだけど。今回は内容よりも最後の紫月のイラストが素晴らしくて萌えたので次回以降に期待してます。2014/05/31
こも 零細企業営業
16
最初のミノリへの拷問は・・・w ミノリはロシアの工作員に捕まり、それ以外のメンバー主人公の家で中国の工作員に襲撃される。 それを主人公の家族の協力の元で世界中にインターネット中継をして相手を撤退に追い込む。 さらに、両親の協力を経てミノリが幽閉されてる場所を特定し、痛車を持ってる内調の人の助けを借りて奪還。 その帰りには最大の障害のアメリカ軍が出てくるが、以前主人公を襲った自衛官達が救出して無事、エルダントへ帰還する。。 って波乱万丈過ぎるだろ!!2019/09/26