講談社ラノベ文庫<br> アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3

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講談社ラノベ文庫
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3

  • ISBN:9784063752373

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内容説明

ウェアウルフのエルビアは、やはり月の満ち欠けで凶暴化!? リザードマンのブルークのまるでトカゲそのものの顔の表情は伺い知れない? 異世界特有の人種問題にぶち当たった慎一だったが、オタク的解決法として選択したのは、なんとスポ根だった! かくして、第一回エルダント・サッカー天覧試合が開催されることに。しかし、ここは魔法上等の世界、普通に試合する訳がない。超展開のスーパー・サッカーの応酬の果てには!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

た〜

43
ファンタジー世界に現実的なものとして持ち込まれたサッカー、の筈がお約束に支離滅裂な展開。今回は軋轢みたいのものはあるものの陰謀的なのは控えめ。発情期のエルビアがなんとも愉快。でも主役はリザードマンのブルーク2013/10/14

Yobata

40
慎一の暴走は一応日本政府から黙認されることになり、平穏な日常を取り戻した。しかし半獣人のエルビアは月一回の野生化で凶暴化し、屋敷お抱え庭師のリザードマンのブルークは表情の変化が乏しく付き合い方が分からない。種族間の軋轢による鬱憤も溜まっている中、慎一はスポ魂作品普及も兼ねてスポーツを教える為、種族分けの御前サッカー試合を催すことに…。今回はスポ魂回。鬱憤を晴らすためにサッカーを教えるってのは“織田信奈”でもあったなw魔法の世界で漫画やアニメを題材にサッカーを教えちゃうと実際に漫画サッカーしちゃうんだねw→2013/11/12

KUWAGATA

35
キワモノ、もしくはせいぜい賑やかし程度の扱いしかされないだろうトカゲ人間にまで、きっちりと光を当てて、一冊の本にまとめ上げたことが、個人的には大変好感が持てます。ミュセルの多忙を緩和させるための主人公の要望が、そういう結末の伏線になっていた、というのも思わずニヤリとさせられました。若干、説教臭い(もちろんいい意味ではありますが)ストーリーではあるものの、若い世代にちゃんと考えて欲しいという作者の思いが伝わってきて、こういう作品もアリだなと、素直に思います。難しいことはともあれ、感動的な物語でした。2013/04/24

ナカショー

27
今回の主役はブルーク。異世界でスポーツを流行らせる為にサッカー大会を開催する大3巻。魔法ありでもはや何でもありの試合はただひたすらに笑わされました。もうホントどこのイナイレだよ!とwただそんな話の中にもいい話がはいっててよかったです。次巻も楽しみです。2016/04/19

まるぼろ

24
ブルークとシェリスのリザードマン夫妻に起きた出来事を背景に、サッカーの試合を通じて異種族間の偏見を軽減しよう、と言う感じのお話です。元々人間至上主義の国なので異種族への差別や偏見が強いのは前から良く書かれてたけど、まさかスポーツの概念すら無いとは思いもよらず・・・w そこにまあフィクションだから・・・で片付けられるサッカー漫画とかを持ち込めばこうなるよね・・・と言うお話でしたw ただ最後にブルークの過去の傷心も癒されて夫婦仲も良くなって少しは偏見も解けて・・・といい事尽くめなお話でした。次巻も早いうちに。2014/05/17

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