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内容説明
土佐に戻った竜馬は、武市の頼みで郷士達の前で黒船の話をする。そこで頼りにならない幕府は倒すべきで日本の志士になることを彼らに語る。しかし幾度かの会合に感づいた土佐の参政・吉田東洋は、道場の2ヶ月閉門を命じる。武市を攘夷の首謀者と考えた東洋は、武市、以蔵に江戸での剣術修行を許可する。そして病床の竜馬の父は、自分の死が近いのを知りつつ、竜馬を江戸に送り出すのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
highig
11
( ^ω^)安政三(1856年)年、竜馬再び江戸へ。本書では父との今生の別れと描かれているが、史実では竜馬の江戸出発は父の死後である。国暇の期限は1年であったが、延長が認められ、都合二年の江戸滞在となった。剣術家としても竜馬は、桶町千葉で塾頭を務め、安政五年には師匠である千葉定吉から北辰一刀流目録を授かっていることからも、優れた剣術家であったことに間違いはなかろう。だが今巻肝心なのは、竜馬が江戸で『安政の大獄』を実見する件だろう。尤も竜馬は、吉田松陰が刑死した際には、すでに帰国し江戸には居なかったのだが。2016/07/20
MOTO
4
剣士の日本一大会(?)が催され、決勝まで勝ち残った桂小五郎と戦った竜馬が見事勝利。 人の命を重んじる竜馬にとって、剣術って何だったのかな。 松陰はその剣にて首を切られ、この世を去った。2018/10/12
てふてふ
4
父の死、江戸での御前試合優勝、山本琢磨の盗人事件、そして吉田松陰の最期。涙なくして読めません。2013/10/18
黒キリン
3
だんだん面白くなってきた2022/04/24
きりだんご⭐️新潮部
3
●家にあるのを再読2013/07/23