内容説明
計算機として誕生したコンピューターは、ネットワーク化によって役割を変化させた。あらゆるモノとモノがつながりあう「インターネット・オブ・シングス」時代のために学ぶ、コンピューター&ネットワークの進化。
■執筆者
《第一部 IoTを支える技術》
序章 ネットワークにつながるとはどういうことか?
坂村 健(東京大学大学院情報学環教授、ユビキタス情報社会基盤研究センター長)
第1章 IoT時代のノード
越塚 登(東京大学大学院情報学環教授)
第2章 IoT時代のユーザーエクスペリエンス
暦本純一(東京大学大学院情報学環教授、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長)
第3章 IoT時代のネットワーク
中尾彰宏(東京大学大学院情報学環教授)
《第二部 融合するコンピューターとネットワーク》
第4章 ネットにつながるモノ
越塚 登
第5章 モノとモノがつながる世界
坂村 健
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月世界旅行したい
10
用語解説もつき、PCに疎い私でもスラスラ読める。知っていることも多かったけど、私的上半期ナンバーワンの本かな。2015/06/20
りょう
5
仕事柄よく触れるキーワードなので読書。編者が組み込みOSの開発に携わっていることもあり、内容としては、組み込み技術の歴史や現状の紹介、IoTへの展開などであった。IoTが実現された世界というのは、『あまねく浸透した組込みシステムが「眼・耳」となって現実世界の状況を知り、また「手・足」となって操作する』と、何やら面白そうな世の中になりそうである。実現のためには技術のオープン化が必要との意見には同意。インターネットの発展よろしく、IoTでよりよい社会になればと思うし、自分も貢献していきたい。2016/02/19
チエコ
3
IoTについて。再読はしないかも。2017/06/11
Go Extreme
2
IoTを支える技術:ネットワークにつながるとはどういうことか 気tラうべき未来の姿 IoTへ至る道 IoT時代のノード:モノに組み込まれるコンピューター 組み込みシステムプロジェクト 組み込みシステムの歴史 IoT時代のユーザーエクスペリエンス:人間と融合するコンピュータ ユーザーインターフェースの深化 現実世界9と情報世界 デジタルファブリケーション・情報の物質化 IoT時代のネットワーク 融合するコンピューターとネットワーク ネットにつながるモノ モノとモノがつながる世界:世界の組み込みシステム化2021/05/18
HALI_HALI
1
IoTが時代の寵児として経済界を駆け巡っている。本書では実はモノに搭載されている組込みコンピューターがどのように発展してきたか、また、RFIDなどIoT通信技術を網羅的に紹介している。世界出荷数で出荷されているコンピューターの90%以上を占めている現状など、きっとIT業界では常識的な事柄も具体的に述べられていた。仕事でシリコンバレーのスタートアップガ開発した技術に触れる機会があるため、日本語で基礎の基礎を学べるのは助かる。2017/04/01
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