角川学芸出版全集<br> 角川インターネット講座6 ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • Reader

角川学芸出版全集
角川インターネット講座6 ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化

  • 著者名:西垣通【監修】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • KADOKAWA(2015/03発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046538864

ファイル: /

内容説明

人々の知恵がネットワーク化され、「集合知」として可視化されつつある現代。新たな知の試みは、硬直化した専門知の閉塞を打ち破ることができるのか。科学、哲学、社会、文化など、多様な視点からその可能性を問う。
■執筆者
《第一部 ネット集合知に何ができるのか》
序章 知能増幅としてのネット集合知
 西垣 通(東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京大学名誉教授)
第1章 集合知とは何か
 武田英明(国立情報学研究所教授、工学博士)
第2章 ユーザー参加型芸術の歴史と集合知研究
 江渡浩一郎(独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員、ニコニコ学会β実行委員長)
第3章 心とネット 結界を破るもの
 浅野 誠(桜並木心療医院院長)
第4章 想像界とネット界
 河本英夫(東洋大学文学部哲学科教授)
《第二部 変容する人間と社会》
第5章 インターネットに「ユーザー」はいるか?
 西川アサキ(東京大学情報学環助教、早稲田大学非常勤講師)
第6章 情報の哲学としてのサイバネティクス
 ドミニク・チェン(NPOコモンスフィア理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者)
第7章 SNSは人を変えるか?
 平野啓一郎(作家、『日蝕』により第120回芥川賞を受賞)
第8章 ネット社会における正義
 西垣 通
 大澤真幸(思想月刊誌「THINKING『O』」主宰、社会学博士)
 鷲田清一(大谷大学教授、せんだいメディアテーク館長)
※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

19
集合知について。AIとIAの違いとかチェスでのプロ対コンピュータはよく聞くが、プロ対集合知とかは面白かった。 人が集まって時間をかけて決めた内容は案外正しい。2016/08/22

tetsu

8
★2 ネット上に蓄積された膨大なデータが社会にどのような影響を与え、未来をどう変えるのか、という視点や「集合知」というキーワードに引かれ読んでみたが、難しすぎて理解できず。 本の選択を誤った読書になった。2015/05/29

konomichi

3
角川太っ腹第6弾は、集合知。1巻のインフラの話からその上で動くソフトウェアの2巻、その上を流れるコンテンツの3巻、コンテンツを取り巻くネット文化の4巻、コミュニティの5巻ときて、本書で集合知を語り、次のビッグデータへ。このシリーズ、よくできてるねぇ。いろんな分野の論客が語る、技術を前提としながらも技術だけに偏らない集合知論がここにある。このシリーズ、大学の教養課程のテキストとして指定すべきなんじゃ?とまだ全巻制覇できていませんが、思います。2017/05/25

Hiroki Nishizumi

3
少し難しいところもあるが、著作に関わった10名皆素晴らしいと感じた。インターネットというよりシステムの考え方、すなわち人間について深く考察する本といった印象だ。各章とも結論的な内容もそうだが、話の端々に考えさせられるヒントが埋まっていて、一読では消化出来ず何度も行き来した。2016/04/11

チエコ

2
最終章の対談がいちばん面白かった。2016/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9555640
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数16件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす