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内容説明
映画「ビリギャル」にも登場!!
中・高、大学受験におすすめ!第18巻-近代国家の発展(明治時代後期)。
産業革命や自由民権運動がもりあがる中で、近代国家へと発展していく日本を描きます。
第1章 自由民権と帝国憲法
第2章 近代産業の発達
第3章 日露戦争
第4章 明治の文化
【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません
※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
この作品は一部カラ―です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
99
日清日露戦争辺りの明治日本が中心だった。基本的には教科書の歴史観だけど、この辺から歴史の見方というのは大きく別れてくるんだなと今読むとそう思った。小学生の頃は先生とこの本を持って歴史の授業の後、色々話してたのを思い出した。2010/12/27
樋口佳之
24
思いの他、近代化の影の部分も描かれていました。光と影という捉え方自体どうなのかという問題はあるとしても。2019/01/04
coolflat
15
明治十四年の政変~日露戦争までを描いている。条約改正への流れ。1871年、岩倉使節団による条約改正は失敗。その後(1883年頃)、井上馨を中心に鹿鳴館などをつくって、欧化政策をとる条約改正がすすめられたが、これも失敗。1887年頃になると、国民の間でも条約改正の論議は盛んになったが、大隈重信や榎本武揚の努力は実らなかった。ところが1894年、ようやくイギリスが日本(陸奥宗光、青木周蔵)との条約改正(領事裁判権の撤廃)に応じた。このあとも条約改正の努力は続けられ、1911年にようやく関税自主権を取り戻す。2020/06/14
ソバージュ
11
無料図書。明治13年~45年。日清・日露戦争の復習として読んでみた。当時の文学についても理解でき、児童だけでなく私にとって良い教材。2020/05/04
クマシカ
9
アジアでの存在感を強める日本。軍事力とともに技術も発展し大国と張り合えるほどの近代国家へ。朝鮮や満州の権益を巡り清やロシアと戦い勝利したことでますます好戦的な社会になったようだ。近代化の裏では足尾鉱毒事件のような農民の土地を奪う環境破壊も起き、十分な対策が為されなかった。戦争勝利と経済発展の高揚感により他国を支配することの残酷性が軽視されていた。かつては大国の脅威を恐れ猛スピードで軍事力を高めた日本が今度は短期間でアジアの脅威となってしまった。一方で国民の中には自由な思想が広がり文学も近代化した。2024/04/09