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内容説明
映画「ビリギャル」にも登場!!
中・高、大学受験におすすめ!第16巻-幕末の風雲(江戸時代末期) 。
黒船の来航により開国と攘夷とにわかれる中、幕府が政権を朝廷に返すまでのようすを解明。
第1章 黒船が来た!
第2章 尊王攘夷と公武合体
第3章 大政奉還
第4章 戌辰戦争
【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません
※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
この作品は一部カラ―です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にがうり
17
完読前に無料公開期間が終わってしまい、ちょっと残念でしたが、再度無料公開中です。8月31日まで。小学館さんありがとう! 大河の西郷どんを思い出しつつ斜め読み。案の定途中で?? 西郷どんも後半は何が何だかでした。この激動の時代に比べたら、コロナ禍の新しい生活様式なんて、屁の河童ですね。主義主張の良し悪しは別として、国の行き先を思い、命を捧げた人たちが現代の日本を見たらどう思うだろう。このあと世界大戦も控えてますし・・2020/08/12
coolflat
16
1853年ペリー来航から1868年戊辰戦争終結までを描く。条約勅許をめぐる攻防。条約勅許賛成派で慶福(家茂)をかつぐ南紀派と、反対派で慶喜をかつぐ一橋派の間で幕府は分裂した。結局、孝明天皇の反対により、老中堀田正睦の条約勅許に対する努力は失敗に終わり、堀田正睦は老中をやめさせられた。代わりに井伊直弼が南紀派の支持によって大老の地位についた。赤報隊。新政府は、民衆の支持を得るため年貢半減を黙認したが、まもなく財政難で取り消すことになった。そこで赤報隊を「にせ官軍」にしたてて、年貢半減はなかったことにした。2020/05/25
樋口佳之
16
この巻は随分オーソドックスな印象。数ある「○○史観」の中で薩長史観が最強なのかも。2019/01/05
クマシカ
12
内容が混み合っていて登場人物も多い。攘夷派と開国派に誰が属したのか、朝廷の味方と幕府の味方はどの藩か、覚えるのに苦労する。鎖国から外国の脅威、内戦、長く続いた徳川政権の崩壊とすさまじい変化が起こり続けた時代。本来外国の植民地支配や不平等条約に対抗して一枚岩となるべき時に内戦に人材と武器と時間を費やしてしまった。外国の脅威と戦い敗れ、その外国からの武器で成り上がっていく地方武士たちがしたたか。尊王攘夷から倒幕への流れが複雑だが、それぞれの藩が一番利益になる選択をした結果であり、結局は武力がものを言う。2024/04/01
袖崎いたる
9
ペリー来航からハリスの交渉に始まる16年の大混乱。歴史小説だとこのあたりがめちゃんこ熱いのよな。外圧によって、日本のことを思っている人たちと自分たちのことしか考えていないやつが浮き彫りになるなか、権謀術数の限りが尽くされる。幕府にも力がなかったのもあるけれど、朝廷もまた攘夷熱を帯びていて行き詰まり。そんななか、実体験的に外国の脅威に身をさらした人々は勉強して勉強して勉強して、日本を開いていく。明治だ。2020/08/20