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内容説明
映画「ビリギャル」にも登場!!
中・高、大学受験におすすめ!第7巻-鎌倉幕府の成立(鎌倉時代) 。
初の武家政権成立。新しい仏教の誕生。蒙古軍の襲来など、鎌倉幕府の足跡をまんがで伝えます。
第1章 はじめての武家政権
第2章 承久の乱
第3章 新しい仏教
第4章 蒙古の襲来
【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません
※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
この作品は一部カラ―です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
65
第7巻。鎌倉時代。▷武家政権:義経は頼朝に会見を許されず、平家によって焼失した東大寺の大仏を再建。朝廷には守護・地頭の設置を認めさせた。奥州藤原家も滅亡。東大寺に運慶が金剛力士像を建立▷承久の乱:後鳥羽上皇は新古今和歌集を編纂。幕府の内部抗争に乗じて兵を挙げるも敗れ、流罪となり京に六波羅探題が設置された。▷仏教:親鸞・浄土真宗など戦乱の世に庶民にわかりやすい仏教が広まる。▷蒙古:元の襲来は北条時宗の采配で撃退するも、幕府は弱体化する。◇承久の乱はターニングポイントで、武家の朝廷への優位性が高まる時代。2020/05/05
coolflat
15
鎌倉幕府成立から元寇まで。幕府の中には、政所・問註所・侍所がおかれた。政所(公文所)は、幕府の政治の中心で、地頭の任命をした。問注所では、訴えのあった裁判の下調べを行った。侍所は、守護の任命や御家人の監督をした。御家人の中から選ばれた守護・地頭が全国におかれ、幕府の仕組みは整った。承久の乱後、朝廷の監視のための役所、六波羅探題がおかれ、義時の子泰時と、義時の弟時房が任命された。義時は三人の上皇を流罪にした。また上皇方についた公家や武士の土地を取り上げ、新しく東国武士を地頭に任命した。これを新補地頭という。2020/09/04
にがうり
15
鎌倉時代。よくやく、いい国つくろう鎌倉幕府。源氏から北条へ。鎌倉幕府vs京の朝廷。法然、親鸞の念仏(南無阿弥陀仏)、日蓮の法華経(南無妙法蓮華経)、英西、道元の禅の修行。救いを求めて新興宗教が次々に生まれた気持ちはわかる。今まさに神仏頼みの心境。今日思わず地元の神社にお参りにいったもの。蒙古襲来。最近は神風吹かなかった説もあるようですが。もし蒙古に占領されていたら、日本の歴史も大きく変わっていただろう。2020/03/27
niwanoagata
13
神風を強調していないところは良かった。 ただ、征夷大将軍、悪党、元寇において解釈が少し古いところが散見。 宗教関係は少しごちゃごちゃしてたような 全体的には良かった2020/03/21
クマシカ
12
鎌倉幕府と京の朝廷の二重政治時代。御成敗式目など馴染みの用語が出てくる。武士初の法律ができた。元寇は台風ではなく初動でしっかり追い返している。様々な仏教の新派が出てきて、幕府の好みによって裁かれる。法華経は政治批判も厭わない強めの信仰。災害、飢饉、戦争、外部からの侵略など不安定な社会で仏教がますます存在感を増す。この頃神道はどんな立ち位置だったのだろう。2023/10/07