内容説明
本書は、公認心理師法に規定された「公認心理師現任者講習会」受講の公認テキストを前身として、新たな時代のスタンダードを提案する。現任者講習会の指定科目―「公認心理師の職責」「主な分野に関する制度」「主な分野(保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働)に関する課題と事例検討」「精神医学を含む医学に関する知識」「心理的アセスメント」「心理支援」「評価・振り返り」―を基本に、国家試験出題範囲に含まれ、臨床実務にも欠かせない「基礎心理学」科目を収録。公認心理師試験対策として理論や技法を学びうる最適なテキストであるだけでなく、資格取得者がそれぞれの任地で課題に直面した際、支援者に必要なコンピテンシーや基本的な姿勢を学び直すことに大いに寄与するものである。
目次
1 公認心理師の職責(公認心理師の役割(公認心理師法からみて)
多職種連携および地域連携
公認心理師の法的義務および倫理
心理に関する支援を要する物等の安全の確保
情報の適切な取扱い
自己課題発見・解決能力)
2 関係行政論(保健医療;福祉;教育;司法・犯罪;産業・労働)
3 精神医学を含む医学(心身機能と身体構造および様々な疾病や障害;がん・難病等の心理に関する支援が必要な主な疾病;精神疾患総論;向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化;医療機関との連携)
4 心理的アセスメントと支援(心理的アセスメント;支援)
5 基礎心理学(実証的研究法と統計;知覚;認知;学習・言語;感情・人格;脳・神経;社会・集団・家族;発達・障害者(児))
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