集英社コバルト文庫<br> そして花嫁は恋を知る11 月の女神は黎明を導く

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集英社コバルト文庫
そして花嫁は恋を知る11 月の女神は黎明を導く

  • ISBN:9784086014908

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内容説明

ブラーナ帝国の皇妃イリアティーヌは、結婚したばかりの相手シリウスに対し、打ち明けられない悩みを抱えていた。奴隷だった彼が皇帝になるまで、どんな過去があったのか。愛しているからこそ気になるイリアティーヌだったが、昔の彼を知る女性が現れて……? 一方、新興宗教であるルシアン教信者は謎の疫病に罹らないという噂が流れる。混乱の中、新たな時代の幕開けが迫っていた――!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しき

6
やっと読めた。う~ん、なんだろう?嫁恋としてもラブ度薄すぎで、皇帝夫妻の愛の物語としても中途半端だし、ルシアン教がブラーナの国教となるまでの物語としても中途半端だと思った。エイレーネが聖人となった成り行きとか、作者の意欲もわかるけど、「嫁恋」シリーズとして出すにはちょっと違うんじゃないだろうか?これなら外伝にして、ロクサリア主人公の視点で読んでみたかったかなぁ?架空の歴史物語を書かせたら、この作者さんなら絶対面白いものが書けそうにも思うし、出来ればがっつり歴史大作が読んでみたいなぁ。2011/02/13

なかがわみやこ

5
歴史的には重要なんだけど、少女小説の様式に沿って書くには重すぎるかな。たどり着くまでの道筋が短絡的に見えます。「ローマ人の物語」だってあれだけかかったんだし。2011/02/03

U

5
どうした!今回結構ラブ要素増量!ww ニヤニヤ&面白かったですーv エルミヤ様は、理由は分かってもあんまり同情は出来なかったなぁ。悪役が女性じゃなくてちょっぴりほっとしました。司祭様の朴訥とした正しさというか、生き方が、すごく好き。次も楽しみです〜。2011/02/02

ゆり

3
ルシアン教を国教とするまでのいきさつ…、予想以上に難しい内容でしたが、イリアティーヌが最終的にあの決断にいたった流れにはとても共感できました。読みごたえがあって面白かったです。ロマンス的にもほどよく甘くて幸せ気分になりました(笑)。ルクレティアス好きなので、彼の想いが成就すると良いな(笑)。2011/08/12

しお

3
巻を重ねるごとにこのシリーズは本当に掘り出し物だなあと思う。おもしろい。ただラブが薄いのでコバルト向けでは無い気がするが、ならどのレーベルならいいのかというと分からなくて悩む。2011/03/09

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