内容説明
事実上、ブラーナ帝国の支配下にあるネプティス王国で、女でありながら近衛兵を務めるナルメル。自分の国が、他国に支配されながら発展を遂げていることに、複雑な感情を抱いている。そんなとき、ブラーナ帝国の皇子アリアスが総督府の長官としてやってきた。彼の責任感のない発言や態度から、はじめは軽蔑していたナルメルだったが、護衛として共に行動するうちに意外な一面を知って…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨蛙
4
今までと趣が違っていて多少とまどいました。政略結婚ラブのシリーズだと思っていたので。二話あるうちのどちらの主人公もさっぱりした性格でよいのですが、いまひとつ「姫」でないせいか華やかさと盛り上がりに欠ける気もします。全体的にみたらおもしろかったですけど…2010/01/29
サラ
3
糖度低っ!表題作は近衛兵と宗主国の王子というおいしい設定なのに全然生かし切れてなくてもったいない。むしろ二人でアルカディウスに戻ったあとのが読みたいな。あと紅の砂漠~が未読なので政治背景がやや分りにくかった。草原の女王はもっとサライを前面に出して三角関係にしたらよかったのに…。2013/02/18
ASKA
3
紅の~の後日談と、前夜。たしかにこの王子は今までで一番扱いやすそうな気がする。脇ですがサライが地味に不憫でエールを送りたい。あとオマケかわいくて悶えました。2011/05/14
透馬なごみ
2
いつもと違う、と思ったのはなるほど。表題作の方の陰謀らしきものがなかったこと、アリアス・ナルメル共にこの先の方が山ありになりそうだということ、そして二本立てってとこか。他の方の感想を読んで納得です。確かに、私途中から「レウス、お前が何か起こすんだ!!!お前しかもういない…!」とか内心どっか思ってた気がしなくもない。ごめん、レウス…お前を悪役に回れと願ってしまってたよ…。二本目は『紅〜』のヒーロー・ナティールの数年前のお話。確か、”花婿は恋を知る”のナティールくん。一本目の彼は『紅〜』のその後なので≫2014/08/02
チキラ
2
花嫁は恋を知るのスピンオフ、今回の主人公は女性ながら近衛として働く少女と、監視者として異国に赴いた王子の物語。三作目の紅の沙漠~の後日談ともなっており、主人公たちは直接は出てこなくとも、良き為政者となっている様が見受けられます。今回は女性が一般人ということもあり、身分の差のようなこともありますが、王子が惚れているようなので善しなのでわと。同姓の友達が多そうなヒーローでした。もう一編は紅の~の前話。おまけは紅~夫婦のイチャイチャほのぼの2p漫画でした。2014/01/19
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