集英社コバルト文庫<br> そして花嫁は恋を知る4 緑の森を拓く姫

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集英社コバルト文庫
そして花嫁は恋を知る4 緑の森を拓く姫

  • ISBN:9784086012904

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内容説明

姉をさしおいて結婚が決まったブラーナ帝国の皇女エリスセレナ。嫁ぎ先は古い価値観に縛られたヴァルス帝国。政略結婚は覚悟していたものの、なぜ姉ではなく自分なのか――。複雑な思いを抱きながら輿入れする道中で、エリスセレナは金髪の聖騎士イシュトファルと出会う。彼は、婚約者であるゲオルグ公の異母弟だった。そしてゲオルグ公にはすでに愛人がいて、しかも妊娠していると知り…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小町

7
嫁恋の中では一番人気があるらしい。この人、いっそ恋愛やめて、銀英とか十二国記とかの路線にしたらどうだろう?糖度が弱くて、たくさんのキャラ書けて、時代・風土交渉に命かけてるから、歴史系SFとか異世界FAとか向いてる気が。土地や歴史の記述が面白いもの。2009/08/16

サラ

6
第1章がなかなか読み終わらず積んでいたけれど、第2章で王都に入ってからのドロドロ展開はサクサク読み進めた。先進的なブラーナと異なり迷信や宗教のしがらみが強いゲオルグに、聡明で情に流されにくいエリスセレナを嫁がせた女帝の判断は正しかった。咄嗟の判断で三カ国語を使い分けるのは他の姉妹では無理だったに違いない。たしかにエリスセレナはアンナマリアやプシュケのような可愛げはないwそれでもガリ勉で素直じゃない皇女と天然で頑固な修道騎士のカップルは、これからもお互いを尊重しあう良い関係を築いていけそう。2015/08/17

透馬なごみ

4
愛人は最初は愛人という立場でよかったのに(本当に納得してたかは別として)子供ができた途端、「私の方があの女より相応しいわ」ってなるの面白いですね。子供が生まれてその過程でどういう性格になってくかはわからないので、言い切りたくないですが子供からしたらいい迷惑よなぁ。親の権力争いに巻き込まれて性格が歪んでいく可能性を孕むわけだし。愛人が悪役ばっかじゃないのもわかってますけど。ヘルミオーネの子はぜひ愛されて育って欲しいね。エリスセレナのはっきりしたところ、好きです。2014/07/16

ゆり

4
ヒロインの気持ちに一番共感して応援して読むことができて、お話の筋も分かりやすかったかな。エリスセレナも好きだけどレイアも好きです、もっと活躍してほしかったな(笑)。前作の主人公たちのその後の功績もちらりと触れられていたのが嬉しかったです。2011/08/07

みつき

4
イシュトファルのまじめかつ天然な感じにエリスセリナは今後も苦労しそうだなあと思ったり。陰謀分はもっとあってもよいと思います。しかしそろそろシリーズの年表と地図がほしい。2010/01/10

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