- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
池波正太郎の「世界観」を情緒溢れる筆致で描く!!秋山父子の傍らで咲く、美しき一輪の花……清く気高い男装の武芸者・佐々木三冬が躍動する――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
2
ある意味、さいとうたかをが描く『鬼平』以上に、池波正太郎との相性の良さを感じさせる大島やすいち版『剣客商売』。とぼけた感のある、しかし凄みを秘めた秋山小兵衛を、大島は実に丁寧で誠実さを感じさせるタッチで描いている。その丁寧な画が、池波時代劇の人情的温かみを滲ませていくのだ。2009/07/18
ざねり
1
◆2巻からの続き◆以前、落語家の立川志の輔さんが「落語は、そのしゃべり続けている時間、落語の物語の時代にタイムスリップさせている。その場にいるような錯覚を味あわせてくれるものだから、時計やメガネを付けないようにしている。昔の言葉でしゃべっているのに、そういったものが見えることで、江戸時代にいる気分を一気に現代に引き戻されてしまう…」というようなことを話していたのを聞いて、とても納得した記憶がある。それは時代小説でも同じだと私は思っている。◆4巻へつづく◆2014/06/28
しのさん
1
原作と比べながら読んだが、やはりいい。2013/05/07
しのさん
1
大島の描く小平のとぼけていながら、肝心なときに凄まじさを見せる描きかたがいい。2012/10/03
銀城
1
ああもう、当時の雰囲気を感じさせるこのストーリーと空気感、たまらない。2009/03/01