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内容説明
ある日、小兵衛は目眩に襲われる。
感じたことのない体の異変に小兵衛は困惑しながら体を休めていた。
そこへ、招かれざる客らがやって来る。
一方を追い返し、残りの者に目をやると、そこにはかつての弟子・井関助太郎がいた。
疲労と刀傷で床にす助太郎の口は重いものの、大きな陰謀の存在を小兵衛は感じていた………
二十番斬り 一 目眩の日
二十番斬り 二 誘拐
二十番斬り 三 その前夜
二十番斬り 四 卯の花腐し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
9
寄る年波には勝てず、ある日急激な眩暈に襲われる小兵衛。 もう自分の身体は若くないと感じる小兵衛、そんな折、旧友が襲われ逃げ込んでくる。 世継ぎ問題も起こりお家騒動の形相も・・・老いたりとはいえ、剣戟の棲ざましさ健在、いつまで小兵衛の活躍が見られるか。2016/08/03
またおやぢ
3
飄々とした日々にも不協和音が忍び寄る。亡妻の夢を見たり目眩を起こしたりするのは、小兵衛の心境の変化の現れか。それでも無意識の内に、自宅に踏み込んで来た賊を追い払ってしまうところが、小兵衛の剣客たる所以なのであろう。原作を踏襲して進んできたが、そろそろ話も尽きる頃合い。さて次の展開は如何なるものか、興味深々のシリーズ第24巻。2016/03/10