内容説明
人気書き下ろし時代小説、第13弾!
お待たせしました!人気書き下ろしシリーズ、満を持しての再開です。
江戸で評判の口中医・藤屋桂助の〈いしゃ・は・くち〉には、志保が来なくなって鋼次と二人で施療を行っていた。
ある日、やってきたのが人気浮世絵師の香川喜代麿だった。喜代麿は、“呉服橋のお美”に恋をしているという。そのお美が、茶問屋芳田屋の娘・美鈴であることがわかる。そのお美が写経に通っていることになっていた深川の泉福寺で、逗留していた病人が亡くなっていた。それが他殺だと見破った桂助は、そこにある真実に迫る。
やがて、桂助の元に通ってくるようになった美鈴の回りで起こる事件を解き明かしていくうちに、桂助は美鈴の思いに気がつくようになるのだが……。
新たな主要人物となる美鈴が加わり、桂助と鋼次が絡んで、物語は佳境に入っていく、シリーズ第13弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジーク
5
桂助の周りの人に幸せが訪れるのは嬉しいけれど…。この先が、とても気になります。2014/01/25
Keiko Miura
4
美鈴に喜代麿。新たな仲間が加わって。にしても、志保さーん!2017/08/19
かあさん
4
鋼さんが幸せになります。よかったよかった。 つぎは桂さん。志保さんの心の傷が癒やされて、桂さんにも春告げ花が咲いてくれるといいですね。2014/01/15
どら母 学校図書館を考える
3
しばらく読んでませんでした。続きはここから。2016/02/19
ゆ〜や
3
短気で単純だけど人一倍心配性で人情もろい鋼次がついに幸せに。今まで志保や桂助の心配、家族の面倒ばかりだったから本当に幸せになってほしい。しかし志保はこのまま帰って来ないのかな。しかし桂助、仮にも主人公なのに淡白すぎて、何を考えてるのか今ひとつ分からず。いつも鋼次の目を通して話が進んでる感じだから、どうにも主人公って感じしないのが難点だね。感情移入できない。2014/06/19
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