小学館文庫<br> 口中医桂助事件帖14 恋文の樹

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小学館文庫
口中医桂助事件帖14 恋文の樹

  • 著者名:和田はつ子【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2016/02発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094062717

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内容説明

桂助を狙う闇の正体とは!シリーズ第14巻!

 桂助の治療所の薬草園を荒らした下手人が遺体で発見された。その男の歯を治療したのは田辺成緒という女医だった。彼女の伯父は志保の父・佐竹道順と一緒に殺害されていた。その時、同席する予定だった桂助が治療で欠席し、一命を取り留めていたために、成緒は桂助を疑っていた。
 しかし、成緒のもとに脅迫状が届けられ、飼い猫が殺されていた。
 一方、岸田正二郎から、桂助と同じく、育ての親に育てられたのが判明したと告白された。実の父は、牧瀬基良という医師だった。叔母の扶季を訪ねると、彼女は殺害されていた。彼女が遺した血文字から、恋文の束を見つけた二人は、牧瀬と扶季の間に生まれたのが、正二郎だったことがわかった。
 その50年前の恋文の入った箱を奪おうとする者がいて、調べると薬草園荒らしをした者と二人に命令した加代と呼ばれる女性だと判る。
 調べを進めていくと、事件の背景には医療用の麻酔薬である「通仙散」が絡んでいた。歴史に名高い華岡青洲の麻酔薬を改良して、歯科の医療に使って利益を上げようとしているのだった。
 その背後に関わる者と実行犯の、驚くべき正体とは!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんぽぽ

18
久しぶりに読んだ口中医桂助、話の展開が唐突で無理があるかな。志保さんはどうなった?2016/03/31

marsa

12
口中医桂助シリーズ。父を殺された志保が、いしゃ.は.くちから姿を消して、鋼次夫婦に手伝ってもらいながら毎日を過ごしていると、ストーリーは動き出した。あの殺人の根本にあった事、岸田の出自、驚きとたもに志保が桂助の元に帰ってくるのも近いかと想像させる終わり方で次巻が楽しみ!2016/02/16

あかんべ

9
いつもは医師としての立ち位置が弱かったりするが、今回は医師としていろいろ薬も使用している。ただ恋文を死後掘り出して、云々の話は当事者からみればいやだろうな。2016/05/03

どら母 学校図書館を考える

9
久しぶりに読んだ。その前はどんなんだったかな〜と思いながら…。岸田様にあんなドラマがあったとは。2016/04/01

むつき

8
ここにきて、話が急転していく。暫くご無沙汰だった元側用人の岸田が桂助同様の過去があり、その事が事件の要に…。あと、2巻で完結するようだし、頑張って読み切ろうと。2022/01/11

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