小学館文庫<br> 口中医桂助事件帖11 かたみ薔薇

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小学館文庫
口中医桂助事件帖11 かたみ薔薇

  • 著者名:和田はつ子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 小学館(2012/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094086140

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内容説明

新章突入!桂助の回りで次々と犠牲者が!

桂助に平穏な日々が訪れたと思ったのも束の間だった。側用人の岸田正二郎の指示で、桂助は旗本田島宗則のもとから十年前にいなくなった娘の行方を探し始める。一方、岡っ引きの金五の恩人というべき喜八が殺され、金五も足に大けがを負う。そして、手習塾の女師匠ゆりえが殺害される。また、長い間行方不明だった金五の両親が遺体で発見された。さらには、志保の父・佐竹道順や横井宗甫までも!その人物の多くには、前歯に二本の黒い線が彫られていた。それぞれ犯人がいるものの、不可解な印はなぜ付けられたのか。謎をはらんだシリーズ第11弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びぃごろ

12
【口中医シリーズ⑪】前回から下手人探しの手伝いをする形で落ち着いたシリーズになっていくものと思っていたらとんでもないことに!「五月治療」恩人の蕎麦屋の主人が殺され、金吾も刺される。行方不明になっている旗本の娘さつきの相談。「蛍花」手習塾の女師匠が同じ手口で殺される。「枇杷葉湯売り」金吾の両親の骸が15年経って発見され、傍に同じ手口の骸も。「かたみ薔薇」最期は志保の父親まで…表紙は木香薔薇を見つめる志保である。手を下した犯人とさつきの行方は解明するが、桂助を見張り命を狙おうと糸ひく者の影すら見えてこず不穏。2022/01/28

Keiko Miura

4
フューチャリングきんご2017/07/08

うみろー

4
桂助がやっと世継ぎ問題から開放されたと思ったら、親しい人たちが殺されていく事件が起きる。「こうしていたら、助けられたのに。。。」残されたものの悲鳴はいつも同じ。大事だからこそ、自分の身の上に考える。死んでいったものは、残された者たちの幸せを考えているに違いないのに。2013/01/13

sai

3
う~ん、何ともやり切れない結末ですね…2014/12/26

ゆきまる

2
次は志保さんを中心に書いて欲しい2020/11/30

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