小学館文庫<br> 口中医桂助事件帖10 淀君の黒ゆり

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小学館文庫
口中医桂助事件帖10 淀君の黒ゆり

  • 著者名:和田はつ子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 小学館(2012/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094084900

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内容説明

藩で起きた殺しの真相解明に桂助は動く!

側用人の岸田正二郎が治療に訪れ、大名家で起きた不可解な事件の調べを桂助に命じてきた。堀井家江戸留守居役である、金井が殺害されたという。金井の両手足には五寸釘が打ち込まれており、なぜか歯にはお歯黒が塗られていた。岸田の知らせで、次いで善石寺を訪れた桂助は、毒殺された女性の骸と白いゆりの花を発見する。これを聞いた志保は、「絵本太閤記」に記された淀君と寧々を巡る黒ゆりの話をした。そして住職から、闇に葬られた藩の不祥事があったことを聞き、桂助は真相に迫っていく。表題作ほか、桂助の推理が冴え渡る、人気書き下ろしシリーズ第10弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びぃごろ

16
【口中医シリーズ⑩】桂助の身に災いが起こることはないと安心して読めるようになると、こいうことだとして身近な志保との仲を考えてしまうが、もはや達観しており事件でも起こらないとどうにも進展はないだろう。4編収録「桜草売り」植木屋の一人娘は14で酒と男にのぼせ勘当。赤ん坊を一人育てていたがその子も焼死体で見つかる「病葉」親殺しの犯人は息子ではなく…「淀君の黒ゆり」五寸釘で四肢を打たれ惨殺された堀井家留守居役に寺のお籠り堂で毒殺された正室と側室の下手人探しを岸田に頼まれる「やなかげ茶屋」耳かきカフェの房楊枝版2021/10/25

むつき

6
岩田屋の一件が落着し、もう読まなくてもいいかなと思いつつ、もう馴染みの友人のように感じて…。読めば、面白いしね。2021/12/17

Keiko Miura

4
現代にも通じるような事件。2017/06/21

sai

4
口中絡みの事件ネタにも、そろそろ厳しいものが…(^_^;) 藤屋のお父っつぁんや、妹のお房が出てこないのは、ちょっと寂しいかなぁ~。慶喜にもっと大あばれして事件解決…みたいな展開を期待したいけどなぁ~2014/12/25

まさよ

2
もっと慶喜が出てきて、桂助と組んで謎解きをするのかなと思ってたんですが。鋼次さんも一緒に3人がいいですね。2016/04/10

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