内容説明
仮釈放中に投身自殺した男の遺書に名指しで罵倒された神戸尊が、杉下右京とともに事件の再捜査に奔る「贖罪」、小馬鹿にしたような振る舞いで捜査員を悩ませるジャズシンガーの本性に迫る「ラスト・ソング」など6編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
19
今回は珍しく、心惹かれるエピソードが無かった。右京の拘りや、尊との論戦もしかり、唯一最初のエピソードが、尊の傷を抉る内容も含まれており、印象的であった。2021/08/12
二分五厘
13
『贖罪』刑務所帰りの男が無実を訴えて自殺。裁判で証言した神戸尊の罪とは。たまきさん卒業回。『逃げ水』出所後に殺された男。被害者の遺族と加害者の家族、どちらの家族にも共通する願いとは。『晩夏』青い毒の小瓶の謎。過去と現在の服毒死を繋ぐ愛。意外に根気強い神戸君と右京さんの親不知。『ライフライン』経営難の運送会社社長が殺害される。回り回った輪が辿り着いた先は。『消えた女』劇場版のやよいさん再登場。『ラストソング』水谷豊vs研ナオコの騙し合い。今回は暗く重めな話ばかり。次は明るめ(陣川君回とかw)があるかな。2016/08/14
十六夜(いざよい)
12
仮釈放中に投身自殺した男の遺書の中で名指しで罵倒された神戸尊が、杉下右京と共に事件の再捜査に奔る「贖罪」、女流歌人に頼まれて毒物入りの小瓶を調べるうち、彼女の婚約者の死に隠された真相が浮かび上がる「晩夏」、小馬鹿にしたような振る舞いで捜査員を悩ませるジャズシンガーの本性に迫る「ラスト・ソング」など6篇を収録。2019/07/15
Richard Thornburg
8
感想:★★★ さらりと読めてしまう、6篇で構成される短編集です。 前に読んだ時に登場していた亀山クンとはちょっと違うカラーの神戸クンですが、立ち位置がとても面白いと思いました。 どれも一捻りある犯行動機が興味深いところですが、個人的には『晩夏』が一番印象的でした。 最後の「ラストソング」も真相がわかったときに、かなりヤラレた感があって面白かったです。 中巻も楽しみです。2014/04/21
kishi
7
久しぶりの相棒。相変わらず読みやすい。右京さんも相変わらずで尊くんはちょっと面白い(笑)相棒は独特の世界観を持っててずっとブレずにやってきたことが面白さに繋がっていってるのではないかと思う。中も楽しみにしてる。2013/12/03
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