ビッグコミックス あんどーなつ 江戸和菓子職人物語（１７）

著者名：テリー山本【画】/西ゆうじ【作】

小学館（2013/12発売）

• ISBN：9784091847850

内容説明

浅草の老舗菓子舗・満月堂で立派な和菓子職人になるべく修業の毎日を送る安藤奈津。そんな中、一ツ橋流がデパートで主催する催事に、久々に満月堂も出店させてもらえることに。名誉挽回の絶好の機会を得た奈津は、涼しげな新和菓子「金魚葛饅頭」で宿敵・銀座獅子屋に勝負を挑む。一方、母の形見である井戸茶碗を狙う骨董品店の店主・中村清太郎は、事あるごとに井戸茶碗を売るよう奈津に執拗に迫る。奈津の身辺を探っていた中村は、とうとうあやめとの複雑な関係に気付きはじめて・・・国宝級の井戸茶碗を巡って、登場人物の人生が複雑に交錯する、大人気コミックスの第17集！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[椿]

久しぶりに読む、あんどーなつの続き。一ツ橋流は３００年も続く名門茶道家だったのか〜。中村さん、途中まではあくどい嫌な感じの人だったのに。最後には粋で潔い人になっちゃったよ〜よかったけど。和ガールどら焼き、美味しそう！紅芋・栗・南瓜の三種の餡入り。食べたいなぁ。

2015/06/22

[きのと]

外国人をあえて選んだあたり現代人の日本人としても質の低下を風刺している……というより作者自身が嘆いているという印象が強かったですね。

2014/01/14

[ている]

読んでると和菓子を食べたくなる良作。いいなーいいなー食べたいなー

2012/12/01

[ShogoHirara]

日本人より所作に厳しいボビー 見事な夏の和菓子祭り 冬美お嬢様の恋 工芸菓子に魅了されるボビー 親方の合鍵 中村清太郎やるな 羽子板にまで⁈若旦那やるね〜

2015/07/24

[もりちゃん]

中村が井戸茶碗をめぐる話を墓場まで持っていくと言った場面は胸を打った。いろんな人たちの愛情に囲まれて人は生きていくのだなあと。

2014/09/25