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内容説明
人間の尊厳に介入する禁断の制度に鋭くメスを入れた本作。2000年、介護保険制度と並び産声を上げたもう一つの制度『成年後見制度』。この制度は利用する老人本人以上に、見守る側の倫理観が問われる。認知症の独居老人は、どこまで尊厳ある生活を営めるのか? ひとりの老婆を通じ見えてくる、介護関係者、独居老人の家族、そして地域の関わりを描いた3部作ついにクライマックス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
18
身につまされる、認知症になった親の貯金を家族が使い込んでしまう、悪気がなくてもそれはやってはいけないこと、しかし、登場人物と年代の近い自分にはこの家族、この娘を一方的に責めることにも抵抗を感じる、人間は弱い生き物だから・・・だからこそ、こうした事例を知り、啓蒙・啓発を図ることの大切さを感じる。2013/04/27
Penguin
11
巷じゃよくあることなのは、現場にいたからよくわかってる… 何が正しいのかは、わからないが想う気持ちは持ち続けたい… 2012/03/28
ochatomo
10
成年後見制度編の最終巻 おすすめ 主人公・百太郎の欠点と長所、成年後見制度の問題点もはっきり書かれてとても良い 『オレがオレの手で築かなきゃいけない…だってオレの人生なんだから…』 初出2011~2012年 2012刊2022/09/19
とく たま
5
家族、介護者の倫理を問う三部作の最後。まぁ感銘やら感涙やらで絵が時折ボヤけてしまう!このシリーズはお勧めだわ🍀2023/08/12
むーむーさん
5
202016/12/29