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内容説明
現場の万年人手不足、介護職への偏見、制度上、上がることのない給料……。介護職の制度や待遇面に初めて向き合った恩田百太郎(おんだ・ももたろう)は、自らが考える理想のケアを入居者に固辞されたことで自信を失い、職場を無断欠勤してしまった。「自分を必要としてくれる職場に」と父親の勧めで鉄工所に転職するが……。一方施設では、現場と施設長がノルマと現実をめぐって対立。誰も報われない制度の現実が重くのしかかる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
7
まんが喫茶で新人勧誘 『おむつ交換は介護士の誇り』『じじばばが心底信頼してる人間しか手を出しちゃいけねぇ』 初出2009~2010年 2010刊2022/09/14
むーむーさん
7
142016/12/24
とく たま
4
介護職員待遇の悪さと、人手不足問題。現場の状況、利用者の思い、介護者の誇りなど、心温かいお話に仕上げられている。涙する!2023/07/27
朧
2
おむつ交換は…じじばばが心底信頼してる人間しか手を出しちゃいけねぇ…オレら介護士の誇りなんだよ! ってセリフが心に残った。 たしかに、知らない人にやってもらうって抵抗あるよなー。2016/11/23
まいこ
2
介護施設で人手が足らなくて、主人公は失業中のおじさんとギャルをネットカフェでスカウトしてくる。「働けるのならどんな低賃金でも重労働でもいい」というおじさんのセリフに主任は憤りを隠せないけれど、漫画のストーリーからして、ハロワでは人は集まらずネカフェで求人するという筋であるし、社会的にはそういう認識なんだろうと感じる。 おむつ交換は利用者の信頼の証で、介護の誇りと主人公は言う。赤ん坊のおむつ交換と違って、高齢者のそれは先が見えないし希望もない。誇りと思えるような人材が居着くような環境になれば良いな。2014/06/29