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内容説明
突然の海原(うなばら)大仕合終結。仕合そのものが我間(ガマ)の父・陣介(じんすけ)の野望、国を盗るための布石だった……。その野望のため、直善(なおよし)を連れ去ろうとする「無宝(むほう)流」に完膚なきまで打ちのめされた我間。直善を取り戻すため、今以上に強くなることを決意する! “究極の強さ”を求め、大亀(おおがめ)流聖地「戎簾(じゅうれん)の里」で修行開始!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
5
敗北からの修行編。「我間乱」がおもしろいのは、とにかく体の動かし方や使い方への視点を、技や動きの前提にしていること。リアルであり、どこか身近だ。その視点にたったとき、技とかポテンシャルといった"特殊技能"ではなく、体との対話、自己理解と感情との連動といった自己分析が、自分を高めていくという落としどころへキレイに着地していく。我間と善丸の純粋さ、そして伊織と真さんの真剣勝負、ポジションが違うだけで、強くあろうという思いがガンガン伝わるこの巻は、読んでいて熱くなるなあ。2018/11/18
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
4
異人登場。しかも、修業先。まぁ、これから修行が続いてパワーアップがなければ、勝てそうもないし、主人公の親子の因縁が明らかになるのは、最終回が近づいてからってことかなぁ。2011/02/20
OTIUM
3
伊織と真の戦いは見応えがありますね。我間よもっと修行して強くなってくれ。 鎖鎌の変態ハゲどこいった。無宝流にやられているとは思えない。出てきて活躍して下さい。2011/03/03
ぬいぬい
2
どんどん面白くなくなってく・・・非常に残念。我間より強い奴が大勢いるのなら、せめて「負けない」とか「俺は強い」とか、もっと自分の才能を信じる姿が見たい。この巻に限らず全編を通して、「コイツは凄い」と言われるシーンはあるけど、我間の自分自身の「強さ」についての評価は皆無。ひっじょーにいただけない。敵とか見方のキャラの心情は描かれてるのに、主人公はないってなんで?「戦う理由」と「強さの理由」は別物だと思う。主人公の魅力が足りないのはそこだと思うなぁ、わたしは。2011/02/23
笠
1
3.5 結構長そうな修行編が始まる。高弟になるための第1段階を我間と善丸がクリアする一方で、伊織と真ノ丞は陣介のあとの当主の座を巡って真剣勝負を行う。剣術というものはそもそも、人を斬るためにあるわけで、大亀流なんか技一つとっても明らかに護身というより殺人剣じゃん。その技を身につけるのはあくまでも他の目的の為の手段であって、流派を守るのが目的化している真之丞のほうが本来的にはおかしいんだけど、心情的には真ノ丞のほうが共感しやすい。要するにコミュニティに対する帰属意識が高いかどうかなんだよな。2022/10/07