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内容説明
卍卍(かさねまんじ)流、魂隠(たまがくし)流の急襲を乗り切るも、未だ3回戦進出を果たせずにいる大亀(おおがめ)流。伊藤乱丸(いとう・らんまる)が引き合わせた次なる敵は、槍使い“四神槍”を擁する明神(みょうじん)流! 我間(ガマ)の父、陣介(じんすけ)との因縁を持つという。さらに主君は唯一、直善(なおよし)が心を許す弟、直勝(なおかつ)だった! 各々が譲れぬ因縁の勝負開始!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
4
毎度思うが、大亀流に限らず真剣勝負の本質は一撃必殺だなあ。今回の水龍型も確かに変幻の技だけど、一度見たら次は決まらない気配が濃厚だ(大技じゃないから大きな影響ないだろうけど)二階堂はテクニック系だから引き出しの多い真さんの勝ちになるだろうけど、最後は力業と元々のアドバンテージがものを言うのが勝負の基本。本巻後半の槍VS剣は、バトルもの永遠の課題“リーチの差”の本質を突きまくってきて、読んでて興奮する。リーチに加えてスピードもパワーも備わった鬼断に大技が使えない我間はどう対抗するのか?2018/10/27
OTIUM
2
迫力あって良し2010/07/17
笠
1
4 兄弟のなかで直善と唯一仲の良かった直勝配下の明神流との対決。四神槍と名乗る四人からなる槍使いの流派で、いきなり主人公が先鋒と対決。残り3人は善丸と後から追いついてくる真之丞と伊織がやるのか、それとも我間が連戦する可能性も全然あるな。一人目の槍使い、通常よりかなり大きい槍ということだが、技はごくごく地味な三つの技だけを使うというのが質実剛健な感じがして面白い。ついつい見た目が派手な必殺技使いたくなりがちだと思うけど、強さの見せ方に幅があるのがそのまま作品の幅の広さに繋がっている気がする。2022/10/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
刀と槍の闘い、素人なら長い方が有利だけど、見た目で刀に勝って欲しいと思う。と思う素人心。2010/07/26
ひろたん
0
再読2016/11/12