我間乱～ＧＡＭＡＲＡＮ～（１５）

著者名：中丸洋介【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063846577

内容説明

海原（うなばら）城への侵入に成功し、隠れ場所を見つけて一段落した我間（ガマ）達。だが、そのなかで善丸（ぜんまる）だけは、己の実力不足に思い悩んでいた。強くなるために敵を求める善丸。しかし、そこに襲い掛かってきたのは、無宝（むほう）流でも屈指の強敵・山ノ上清盛（やまのうえ・きよもり）！　明らかに格上と思われる相手を前に、善丸は巨刀・定長（さだなが）を抜いた！　一年間の修行の真価が、問われる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[maito/まいと]

直属兵団が前線に現れた！そして“足りないもの”を埋められない善丸と“その師匠”可士太郎がオシャレ坊ちゃんと激突。天から二物を与えられなかった悔しさがあったはずなのに、修練でハンデを武器に変えた可士太郎の姿勢は、今を精一杯生きることで過去を変えられるという力を与えてくれる。ま、それにしても剣技が中心の世界で体術使いって映えるな(笑)ましてや定長という超大型剣とのバトルだからなおさら。善丸次回は覚醒するんじゃないかと期待。その一方で爺さんズが危機、無宝流容赦ない一手を出てくるが、裏では内紛の気配が・・・

2018/12/27

[ひろたん]

再読

2012/04/27

[水無月かなめ]

やっと可士太郎の見せ場が来たよ！

2012/09/09

[笠]

3.5 直属兵団、山ノ上清盛vs可士太郎。我間と善丸の師匠ポジションでありながら、ここまでバトルシーンでの活躍はおろか、道中では足を引っ張り気味だった可士太郎だが、まさか直属兵団を倒してしまうとは。さらに、無宝流内部でも裏切り者というか別勢力の存在が明らかにされ、また少し面白くなってきた。三つ巴展開は大好物なので。

2022/10/12