双葉文庫<br> 知らぬが半兵衛手控帖:8 離縁状

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双葉文庫
知らぬが半兵衛手控帖:8 離縁状

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 双葉社(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575663686

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内容説明

音羽町の玩具屋「童や」の娘・おみよが手込めにされた上に絞め殺され、江戸川に浮かんだ。北町同心の白縫半兵衛は「童や」に内職の凧を納める浪人、山崎平四郎に目をつけるが、その山崎には労咳を患う妻がおり……。「世の中には知らん顔したほうが良いことがある」と嘯く、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第八弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソババッケ

3
シリーズ8作目。半兵衛は、律儀に鎌倉河岸の名も無き居酒屋に通う。亡き岡っ引き・辰三の命日で、店は辰三の娘・お夕が営んでいる。半兵衛も確実に年輪を重ね、今年は37歳。最新刊ではおそらく40歳は越しているんだろうな。浮いた話は相変わらず全くない。町娘の一人や二人はすり寄ってきてもいいのだが。今回の4話の内の3話の犯人は武家、本来、町方の手の届かないところだが、あえてそれを扱うところがこのシリーズのいいところ。4話目は半次の情け心が、重罪犯に結びついていくという物語。★3.32013/08/21

あかんべ

2
四話とも夫婦愛にあふれる話。不幸に陥るも最後には欠けることなく、二人で歩くといういい話でした・2013/06/19

黒柴わん子

1
知らぬが半兵衛シリーズ第8作。4作品が収録されている。全話通して言えることは、妻の存在の強さ。妻を守るための行動がその作品ごと違いはあるがみていて清々しい。表題作の離縁状が、きちんと回収されたことを願う。今回も知らん顔の半兵衛さんは、知らん顔し続ける。療養所のお鈴の半次に対する信頼を感じる作品。また次作も読む予定。2019/07/21

oguogumc

1
離縁なんかしなくてよかった。2019/02/10

zuccalove

1
人情味があり、いい感じの知らんぷり。気持ちがいい。2018/04/23

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